INFJという性格タイプをご存知でしょうか?16personalities(16タイプ性格診断)の一つです。
INFJは内向的で直感的、感情的かつ計画的なタイプの人を指す言葉です。
世界人口のわずか1~3%程度と言われているINFJ、彼らはとても珍しい性格の持ち主なのです。
一般にINFJの人は、洞察力に優れ、理想主義で情熱的だと考えられています。
その反面、批判に敏感で完璧主義の一面もあるそうです。
恋愛や友人関係、子育てやキャリアなど、INFJならではの特徴が見られるのだとか。
ここからは、INFJの長所と短所を始めとして、彼らの傾向と改善策について詳しく解説していきます。
INFJと相性の良い他のタイプや、性格診断の科学的根拠についても触れていきますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
今回も、性格研究者で悪者図鑑著者のトキワ(@etokiwa999)が解説していきます。
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※この記事は16personalities公式サイトの英語ページの翻訳をもとに書かれています。
目次
INFJの長所と短所
INFJの長所
このタイプの最大の長所は、その洞察力の高さにあります。
INFJこのタイプは、人の感情や動機を深く理解することができる性格タイプだと言われています。
また、INFJは理想主義者でもあり、物事を良い方向に変えていこうと努力を惜しみません。
INFJの主な長所は以下の通りです。
- 洞察力が高く、人の感情や動機を理解できる
- 理想主義で、物事を良い方向に変えていこうとする
- 情熱的で、目的のためには努力を惜しまない
- 創造性があり、新しいアイデアを生み出すことができる
- 誠実で、嘘をつくことを嫌う
このように、INFJは他者理解力や創造性、誠実さなど、さまざまな面で優れた資質を持っています。
こうした長所を活かせば、INFJは人間関係やキャリアなどの場面で大きな強みを発揮できるでしょう。
ただし、INFJにも短所があることを忘れてはいけません。
次の項目では、INFJの短所について詳しく見ていきましょう。
INFJの短所
このタイプの最大の短所は、批判に敏感なところでしょう。
INFJは、自分の価値観や信念を強く持っているため、それを否定されるようなことがあると、ショックを受けてしまいます。
また、INFJは完璧主義の傾向があるため、自分の理想と現実のギャップに悩むこともあるようです。
INFJの主な短所は以下の通りです。
- 批判に敏感で、自分の価値観を否定されるとショックを受ける
- 心を開くことが苦手で、自分の悩みを打ち明けられない
- 完璧主義で、理想と現実のギャップに悩む
- 日常的なことを避ける傾向があり、理想を実現するための具体的な行動が伴わない
- 燃え尽き症候群に陥りやすい
このように、INFJには批判への敏感さや完璧主義など、克服すべき短所があります。
こうした短所に気づき、適切に対処していくことが、INFJの成長につながるでしょう。
ただし、短所ばかりに目を向けるのではなく、長所も活かしていくことが大切です。
バランスを取ることで、INFJはより充実した人生を送ることができるはずです。
INFJ(提唱者)のAとT
INFJ-A(自信型)
理想主義的な調停者。自信を持って他者の感情を理解し、深い洞察力で人々を導きます。創造的で、直感的な問題解決能力に優れています。
強い信念を持ち、自分の価値観に従って行動します。他者のために献身的に尽くしますが、自分の境界線もしっかりと保ちます。
複雑な概念を理解し、大局的な視点で物事を見る能力があります。プライバシーを大切にし、内面的な成長を重視します。人間関係において深い絆を求め、誠実さを重んじます。社会の改善に貢献したいという強い願望を持っています。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
INFJ-T(慎重型)
理想主義的な調停者ですが、自己批判的な面もあります。他者の感情を理解する能力に優れていますが、自分の判断に不安を感じることも。
創造的で直感的な問題解決能力がありますが、完璧を求めるあまり決断を躊躇することがあります。強い信念を持っていますが、それが正しいのか常に疑問を抱きます。
他者のために尽くしますが、自己犠牲的になりすぎる傾向があります。複雑な概念を理解する能力がありますが、自分の考えに自信が持てないこともあります。人間関係において深い絆を求めますが、拒絶されることを恐れます。
INFJの恋愛関係の傾向と改善策
恋愛の傾向
INFJの恋愛の最大の特徴は、「深く、意味のある関係」を求めるところにあります。
INFJは、表面的な関係では満足できず、パートナーとの深い絆を大切にします。
また、INFJは直感を信じて行動する傾向があるため、運命的な出会いを求めているのかもしれません。
INFJの恋愛の主な傾向は以下の通りです。
- 深く、意味のある関係を求める
- パートナーとの深い絆を大切にする
- 直感を信じて行動する傾向がある
- 運命的な出会いを求めている
- 理想の高さゆえに、現実のパートナーに不満を抱きやすい
このように、INFJは恋愛においても理想主義的な面が強く出ています。
こうした傾向は、素晴らしいパートナーシップを築くことにつながる一方で、現実との乖離から問題が生じることもあるようです。
次の項目では、INFJの恋愛で起こりうる問題と、その改善策について見ていきましょう。
恋愛で問題になる時と改善策
INFJの恋愛で最も問題になるのは、「理想と現実のギャップ」でしょう。
INFJは理想主義的であるがゆえに、現実のパートナーの欠点が目につきやすく、不満を抱えてしまいます。
また、INFJは批判に敏感なため、パートナーからの指摘を過剰に受け止めてしまうこともあるようです。
こうした問題を改善するためには、以下のような対策が考えられます。
- 理想と現実のギャップを受け入れる
- パートナーの欠点も含めて、ありのままの姿を愛する
- 批判に敏感にならず、冷静に受け止める
- パートナーとのオープンなコミュニケーションを心がける
- 必要な時は、第三者の意見を求める
恋愛における問題は、INFJの理想主義と批判への敏感さが原因となっていることが多いようです。
これらの傾向を自覚し、適切に対処していくことが大切でしょう。
理想と現実のバランスを取り、パートナーとのコミュニケーションを大切にすることで、INFJは充実した恋愛関係を築いていくことができるはずです。
INFJの友人関係の傾向と改善策
友人関係の傾向
INFJの友人関係の最大の特徴は、「深く、意味のある関係」を求めるところにあります。
INFJは、表面的な関係では満足できず、友人との深い絆を大切にします。
また、INFJは自分と同じ価値観や信念を持つ人を求める傾向があるため、友人選びに時間がかかることもあるようです。
INFJの友人関係の主な傾向は以下の通りです。
- 深く、意味のある関係を求める
- 友人との深い絆を大切にする
- 自分と同じ価値観や信念を持つ人を求める
- 友人選びに時間がかかる
- 少数の親友との関係を大切にする
このように、INFJは友人関係においても質を重視する傾向があります。
こうした傾向は、深い絆で結ばれた素晴らしい友人関係を築くことにつながる一方で、友人選びに困難を感じることもあるようです。
次の項目では、INFJの友人関係で起こりうる問題と、その改善策について見ていきましょう。
友人関係で問題になる時と改善策
INFJの友人関係で最も問題になるのは、「理想の友人像とのギャップ」でしょう。
INFJは、自分と同じ価値観や信念を持つ友人を求めるあまり、現実の友人関係に不満を抱えてしまいます。
また、INFJは少数の親友との関係を大切にする傾向があるため、友人関係の幅を広げることが難しいこともあるようです。
こうした問題を改善するためには、以下のような対策が考えられます。
- 理想の友人像とのギャップを受け入れる
- 友人の多様性を認め、価値観の違いを楽しむ
- 新しい友人関係を積極的に築いていく
- 友人との定期的なコミュニケーションを心がける
- 必要な時は、友人に悩みを打ち明ける
友人関係における問題は、INFJの理想主義と少数の親友を大切にする傾向が原因となっていることが多いようです。
これらの傾向を自覚し、適切に対処していくことが大切でしょう。
理想と現実のバランスを取り、新しい友人関係にも積極的に取り組むことで、INFJはより充実した友人関係を築いていくことができるはずです。
INFJの子育ての傾向と改善策
子育ての傾向
INFJの子育ての最大の特徴は、「理想の高さ」と「献身的な愛情」でしょう。
INFJは、子どもを自立した良い人間に育てたいと強く願う一方で、完璧を求めすぎてしまう傾向があります。
また、INFJは子どもに献身的な愛情を注ぎ、何としても子どもの幸せを優先しようとします。
INFJの子育ての主な傾向は以下の通りです。
- 子どもを自立した良い人間に育てたいと願う
- 子どもに対して完璧を求めすぎてしまう
- 子どもに献身的な愛情を注ぐ
- 子どもの幸せを何よりも優先する
- 子どもの個性や感情を尊重する
このように、INFJは子育てにおいても理想主義と献身的な愛情を発揮します。
こうした傾向は、子どもの成長を支える素晴らしい子育てにつながる一方で、完璧主義が子どもにプレッシャーを与えてしまうこともあるようです。
次の項目では、INFJの子育てで起こりうる問題と、その改善策について見ていきましょう。
子育てで問題になる時と改善策
INFJの子育てで最も問題になるのは、「完璧主義」と「過干渉」でしょう。
INFJは、子どもに完璧を求めすぎるあまり、子どもの自主性を尊重できなくなってしまうことがあります。
また、INFJは子どもの幸せを何よりも優先するあまり、過干渉になってしまうこともあるようです。
こうした問題を改善するためには、以下のような対策が考えられます。
- 完璧主義を手放し、子どもの成長を見守る
- 子どもの自主性を尊重し、適度な自由を与える
- 過干渉にならないよう、子どもとの距離感を保つ
- 子育ての悩みを周囲に相談する
- 必要な時は、専門家のアドバイスを求める
子育てにおける問題は、INFJの完璧主義と献身的な愛情が行き過ぎることが原因となっていることが多いようです。
これらの傾向を自覚し、適切に対処していくことが大切でしょう。
完璧主義を手放し、子どもの自主性を尊重することで、INFJはより良い子育てを実践していくことができるはずです。
INFJのキャリアの傾向と改善策
キャリアの傾向
INFJのキャリアの最大の特徴は、「意義のある仕事」を求めるところにあります。
INFJは、単に金銭的な報酬だけでは満足できず、社会に貢献できる仕事を探す傾向があります。
また、INFJは自分の価値観に合った仕事を選ぶ傾向があるため、キャリア選択に時間がかかることもあるようです。
INFJのキャリアの主な傾向は以下の通りです。
- 意義のある仕事を求める
- 社会に貢献できる仕事を探す
- 自分の価値観に合った仕事を選ぶ
- キャリア選択に時間がかかる
- 創造性を発揮できる仕事を好む
このように、INFJはキャリアにおいても意義や価値観を重視する傾向があります。
こうした傾向は、やりがいのある素晴らしいキャリアを築くことにつながる一方で、現実の仕事とのギャップに悩むこともあるようです。
次の項目では、INFJのキャリアで起こりうる問題と、その改善策について見ていきましょう。
キャリアで問題になる時と改善策
INFJのキャリアで最も問題になるのは、「理想と現実のギャップ」でしょう。
INFJは、意義のある仕事を求めるあまり、現実の仕事に不満を抱えてしまうことがあります。
また、INFJは自分の価値観に合わない仕事だと感じると、モチベーションを維持することが難しいこともあるようです。
こうした問題を改善するためには、以下のような対策が考えられます。
- 理想と現実のギャップを受け入れる
- 現実の仕事の中にも意義を見出す
- 価値観と仕事のバランスを取る
- キャリアプランを柔軟に修正する
- 必要な時は、転職も視野に入れる
キャリアにおける問題は、INFJの理想主義と価値観の追求が原因となっていることが多いようです。 これらの傾向を自覚し、適切に対処していくことが大切でしょう。
理想と現実のバランスを取り、柔軟にキャリアプランを修正することで、INFJはより充実したキャリアを築いていくことができるはずです。
INFJの仕事の傾向と改善策
仕事の傾向
INFJの仕事の最大の特徴は、「独立性」と「創造性」でしょう。 INFJは、自分のペースで仕事を進められる環境を好み、細かな指示や規則に縛られることを嫌います。
また、INFJは創造性を発揮できる仕事を好む傾向があるため、ルーティンワークには不向きかもしれません。 INFJの仕事の主な傾向は以下の通りです。
- 独立性の高い環境を好む
- 細かな指示や規則に縛られることを嫌う
- 創造性を発揮できる仕事を好む
- ルーティンワークには不向き
- 自分のペースで仕事を進められる環境を求める
このように、INFJは仕事においても独立性と創造性を重視する傾向があります。
こうした傾向は、INFJの能力を最大限に発揮できる素晴らしい環境につながる一方で、現実の仕事とのミスマッチを感じることもあるようです。
次の項目では、INFJの仕事で起こりうる問題と、その改善策について見ていきましょう。
仕事で問題になる時と改善策
INFJの仕事で最も問題になるのは、「ストレス」と「燃え尽き症候群」でしょう。
INFJは、自分のペースで仕事を進められない環境だとストレスを感じやすく、モチベーションが低下してしまうことがあります。
また、INFJは完璧主義の傾向があるため、仕事に没頭しすぎて燃え尽きてしまうこともあるようです。 こうした問題を改善するためには、以下のような対策が考えられます。
- ストレス管理の方法を身につける
- 仕事と私生活のバランスを取る
- 完璧主義を手放し、適度な妥協点を見つける
- 同僚とコミュニケーションを取り、協力体制を築く
- 必要な時は、上司に相談する
仕事における問題は、INFJの独立性と完璧主義が原因となっていることが多いようです。
これらの傾向を自覚し、適切に対処していくことが大切でしょう。
ストレス管理の方法を身につけ、仕事と私生活のバランスを取ることで、INFJはより充実した仕事生活を送ることができるはずです。
INFJの相性のいいタイプ
相性がいいタイプ、Nが含まれている人
INFJと相性が良いのは、直感型(N)の人でしょう。 INFJは、抽象的な概念や可能性を探求することを好む傾向があるため、同じく直感型の人と意気投合しやすいと言われています。
特に、以下のようなタイプの人とは相性が良いかもしれません。
- ENFP(探検家)
- ENTP(討論者)
- INFP(仲介者)
- INTP(論理学者)
これらのタイプの人は、INFJと同じく直感型であり、創造性や可能性を重視する傾向があります。 そのため、INFJとは深い対話を楽しむことができ、互いに刺激し合える関係を築けるでしょう。
ただし、相性が良いからと言って、全ての直感型の人とうまくいくわけではありません。 個人差もあるため、実際に交流してみないと分からないこともあるでしょう。
相性がいいタイプ、Fが含まれている人
INFPと相性が良いのは、感情型(F)の人でしょう。
INFPは、感情や価値観を重視して物事を判断する傾向があるため、同じく感情型の人と共感しやすいと言われています。
特に、以下のようなタイプの人とは相性が良いかもしれません。
- ENFP(冒険家)
- INFJ(提唱者)
- ENFJ(主人公)
- ISFJ(擁護者)
これらのタイプの人は、INFPと同じく感情型であり、人間関係や価値観を重視する傾向があります。
そのため、INFPとは互いの気持ちを理解し合える関係を築けるでしょう。
ただし、相性が良いからと言って、全ての感情型の人とうまくいくわけではありません。
個人差もあるため、実際に交流してみないと分からないこともあるでしょう。
INFJのまとめ
INFJは、洞察力と理想主義を併せ持つ、非常にユニークな性格タイプです。
彼らの長所は、人の感情を深く理解できる洞察力、物事を良い方向に変えていこうとする理想主義、目的のために努力を惜しまない情熱などが挙げられます。
一方、短所としては、批判に敏感なこと、完璧主義であること、現実との乖離に悩みやすいことなどがあります。
INFJは、恋愛や友人関係、子育てやキャリアなど、様々な場面で独特の傾向を示します。 彼らは深く意味のある関係を求め、理想主義的な面が強く出ることがあります。
時には理想と現実のギャップに悩むこともありますが、バランスを取ることで乗り越えていくことができるでしょう。
INFJは、独立性と創造性を発揮できる環境で力を発揮します。 ストレス管理に気を付け、仕事と私生活のバランスを保つことが大切です。
また、直感型(N)や判断型(J)の人とは相性が良いと言われていますが、個人差もあるので、実際に交流してみることが重要です。
INFJの特徴を理解し、長所を伸ばしながら短所と向き合っていくことで、INFJはより充実した人生を送ることができるはずです。
自分らしさを大切にしながら、周囲の人々とも良好な関係を築いていってください。
補足
16personalitiesの悪いところ「科学的な裏付けが弱い」
16personalities(16タイプ性格診断)は、科学的根拠の面で課題を抱えていると言えます。
まず、査読付き論文の数が少なく、学術的な裏付けが不足しています。
また、統計処理の方法にも疑問が残ります。
特性を連続的な数値ではなくタイプに分類している点も、科学的な妥当性の観点から問題視されています。
さらに、性格と学力や収入、脳機能、遺伝的要因などとの関連性についても、十分なエビデンスが提示されていないのが現状です。
16personalitiesの良いところ「回答数(データ)が多く有名」
一方で、16personalities(16タイプ性格診断)には大きな利点もあります。
1つ目は、膨大な回答データを蓄積している点です。 多くの人々が16personalitiesの診断に参加しているため、データの信頼性はもしかしたら高いかもしれません。
また、韓国のアイドルが回答し広めていたり、恋愛マッチングアプリでも注目されていたりするなど、一般の人々にかなり浸透しています。
この点は、16personalities性格診断が他の性格診断に比べて有利な点と言えるでしょう。
16personalitiesと他の性格診断との違い「MBTI」
16personalities(16タイプ性格診断)は、MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)とビッグファイブをベースにして作られています。
厳密には16personalitiesとMBTIは別物なのです。
MBTIは、ユングの心理学的類型論を基に開発された性格診断ツールです。
16personalitiesはMBTIの4つの指標(E外向-I内向、S感覚-N直観、T思考-F感情、J判断-P知覚)を採用しつつ、アイデンティティ(AとT)という指標の追加、独自の質問項目・評価基準を設けています。
ただし、二分法の根拠の乏しさなど、16personalities同様の科学的な裏付けの弱さを抱えています。
16personalitiesと他の性格診断との違い「ビッグファイブ」
ビッグファイブ(Big Five)は、性格心理学において最も有力な特性理論の一つです。
ビッグファイブは、開放性、誠実性、外向性、協調性、神経症傾向の5つの特性を測定します。
また、ビッグファイブが特性を連続的な数値で評価する(例、外向性3.5)のに対し、16personalitiesやMBTIはタイプ分類(例、外向的か内向的かのどちらか)を用いる点も大きな違いです。
さらに古くから研究されており、論文数も多く、学力や所得、脳や遺伝など、他の分野でも多くの研究が行われています。ビッグファイブの方が比較的、科学的な裏付けが強いと言えます。
参考としてビッグファイブの4つの要素とMBTIの相関関係を示した論文も存在します。
16personalitiesと他の性格診断との違い「HEXACO」
HEXACO(HEXACO Personality Inventory)は、ビッグファイブを拡張した6次元の性格モデルです。
HEXACOは、正直-謙虚さ、情動性、外向性、協調性、誠実性、開放性の6つの特性を測定します。
ビッグファイブに正直-謙虚さの次元を加えることで、性格のダークさ(と明るさ)など、より広範な性格特性を捉えようとしています。
こちらもビッグファイブ同様、16personalitiesやMBTIと比べて論文の数が多いなど科学的な裏付けが比較的強いと言えます。
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ライター 兼 編集長:トキワエイスケ @etokiwa999
株式会社SUNBLAZE代表。子どもの頃、貧困・虐待家庭やいじめ、不登校、中退など社会問題当事者だったため、社会問題を10年間研究し自由国民社より「悪者図鑑」出版。その後も社会問題や悪者が生まれる決定要因(仕事・教育・健康・性格・遺伝・地域など)を在野で研究しており、社会問題の発生予測を目指している。凸凸凸凹(WAIS-Ⅳ)。