コンテンツへスキップ
ホーム » 性格診断メディア » 指揮官(ENTJ型):恋愛・相性・仕事・改善策など公式解説

指揮官(ENTJ型):恋愛・相性・仕事・改善策など公式解説

    指揮官 ENTJ-A、指揮官 ENTJ-T、指揮官 Commander

    指揮官ENTJ)という性格タイプを知っていますか?16personalities(16タイプ性格診断)の一つです。

    彼らは生まれながらのリーダーで、強い意志と優れた戦略的思考を備えています。

    高い目標を掲げ、効率的に物事を進めていくのが指揮官タイプの特徴です。

    また、彼らは知的好奇心が旺盛で、常に新しい知識を吸収しようとします。

    言わば、指揮官タイプは社会を動かすエンジンのような存在なのです。

    でも、そんな彼らにも苦手なことがあります。それは、感情面での交流です。

    指揮官タイプは論理的思考を重視するあまり、他者の気持ちを理解するのが難しいのです。

    このように、指揮官タイプにはすごい長所もあれば、克服すべき短所もあるのですね。

    今回は、そんな指揮官タイプの特徴を詳しく解説していきます。

    恋愛や仕事、人間関係など、さまざまな側面から彼らの性格を探ってみましょう。

    指揮官タイプの魅力と課題が見えてくるはずですよ。

    今回も、性格研究者で悪者図鑑著者のトキワ(@etokiwa999)が解説していきます。

    ※MBTIより科学的な性格診断はこちらのHEXACO-JP性格診断!(短縮版、24問2-3分)
    ※より精度の高い60問版のHEXACO-JPはアカウント作成が必要になります(こちらから)。

    HEXACO性格診断

    ※この記事は16personalities公式サイトの英語ページの翻訳をもとに書かれています。

    指揮官(ENTJ)の長所と短所

    指揮官タイプの長所

    このタイプの最大の長所は、効率性と問題解決能力の高さです。
    彼らは目標達成のために最適な方法を見つけ出すことに長けています。
    また、彼らは以下のような特徴を持っています。

    • 戦略的思考力に優れている
    • リーダーシップを発揮できる
    • 自信に満ちあふれている
    • 強い意志力を持っている
    • 精力的で活発である

    これらの特性により、指揮官タイプは困難な状況でも諦めずに立ち向かうことができるのです。
    加えて、彼らは他者を巻き込み、目標に向かって導く力も持ち合わせています。
    このように指揮官タイプは、高い能力と強いリーダーシップを武器に、あらゆる場面で活躍することができるでしょう。
    要するに、指揮官タイプの長所は効率的に物事を進め、周囲を牽引していく力だと言えます。

    指揮官(ENTJ)の短所

    指揮官タイプの最大の短所は、感情面での配慮が欠けていることです。
    彼らは合理性を重視するあまり、他者の感情を軽視してしまう傾向があります。
    また、彼らは以下のような特徴を持っています。

    • 頑固で支配的である
    • 感情表現が苦手である
    • 他者を見下しがちである
    • 忍耐力に欠ける
    • 傲慢になりやすい

    これらの特性により、指揮官タイプは対人関係で問題を抱えることがあるのです。
    さらに、彼らは自分の意見を押し通そうとするため、周囲から反発を買うこともあります。
    つまり、指揮官タイプの短所は感情面での未熟さと、独善的な態度だと言えるでしょう。
    ただし、これらの短所は自己認識と努力次第で改善することができます。
    指揮官タイプが謙虚な姿勢を持ち、他者の意見に耳を傾けられるようになれば、より良好な人間関係を築くことができるはずです。

    ENTJ(指揮官)のAとT

    ENTJ-A(自信型)

    カリスマ的なリーダー。自信に満ちた態度で周囲を引っ張り、大きな目標に向かって組織を導きます。論理的思考と戦略的計画立案に優れ、効率と結果を重視します。

    決断力があり、迅速に行動を起こします。野心的で、常に自己改善を目指します。批判的思考を持ち、議論を楽しみます。

    感情よりも理性を優先する傾向がありますが、それが対人関係で摩擦を生むこともあります。変化を恐れず、新しいアイデアや挑戦を歓迎します。責任感が強く、約束を必ず守ります。

    詳細はこちらの記事をご覧ください。

    ENTJ-T(慎重型)

    カリスマ的なリーダーの素質を持ちますが、自己批判的な面もあります。大きな目標に向かって組織を導く能力がありますが、自分の判断に不安を感じることも。

    論理的思考と戦略的計画立案に優れていますが、完璧を求めるあまり決断を躊躇することがあります。野心的で自己改善を目指しますが、他人との比較で自信を失うことも。

    批判的思考を持ち議論を楽しみますが、自分の意見に自信が持てないこともあります。変化を恐れない一方で、新しい状況に適応できるか不安に思うことがあります。

    指揮官(ENTJ)の恋愛関係の傾向と改善策

    恋愛の傾向

    指揮官タイプは恋愛においても、リーダーシップを発揮しようとする傾向があります。
    彼らは自分の理想とする関係性を追求し、そのために積極的に行動します。
    また、彼らの恋愛スタイルには以下のような特徴があります。

    • 目標志向で計画的である
    • パートナーの成長を支援する
    • 刺激的な関係性を求める
    • 自己改善に熱心である
    • パートナーに高い期待を寄せる

    このように、指揮官タイプは恋愛に真剣に取り組み、理想的な関係性の構築を目指します。
    そして、彼らは自分自身だけでなく、パートナーの成長も促そうとするのです。
    言い換えれば、指揮官タイプにとって恋愛とは、互いに高め合える関係性だと言えるでしょう。
    ただし、彼らの高い理想と期待は、時としてパートナーに重圧を与えてしまうかもしれません。
    指揮官タイプは自分の理想を追求するあまり、パートナーの感情を十分に考慮できないことがあるのです。

    恋愛で問題になる時と改善策

    指揮官タイプが恋愛で問題を抱えるのは、感情面でのすれ違いが生じた時です。
    彼らは論理的思考を重視するあまり、パートナーの感情を軽視してしまうことがあります。
    具体的には、以下のような状況で問題が生じやすいと言えるでしょう。

    • パートナーの意見を尊重しない
    • 感情表現を軽視する
    • 自分の理想を押し付ける
    • パートナーの言動を批判する
    • 譲歩することを拒む

    このような問題を改善するには、指揮官タイプが感情面での理解を深める必要があります。
    そのためには、パートナーの気持ちに寄り添い、共感することが大切です。
    たとえ意見が合わなくても、相手の感情を尊重する姿勢が求められるでしょう。
    また、指揮官タイプは自分の理想やプライドにこだわり過ぎないことも重要です。
    時には譲歩し、柔軟な対応を心がけることで、恋愛関係の安定につながるはずです。
    要するに、指揮官タイプが恋愛で直面する問題の多くは、感情面での未熟さに起因しています。
    彼らが相手の立場に立って考え、思いやりの心を持てるようになれば、より良好な恋愛関係を築くことができるでしょう。

    指揮官(ENTJ)の友人関係の傾向と改善策

    友人関係の傾向

    指揮官タイプは友人関係においても、知的な刺激を求める傾向があります。
    彼らは自分と同じように向上心が高く、深い議論ができる友人を好みます。
    また、彼らの友人関係には以下のような特徴があります。

    • 目的意識を持って交流する
    • 互いの成長を支え合う
    • 率直に意見を交換する
    • 知的な議論を楽しむ
    • 感情的な交流は苦手である

    このように、指揮官タイプは友人と共に成長することを重視し、知的な関係性を築こうとします。
    そして、彼らは友人に対しても、自分と同じように高い基準を求めるのです。
    言い換えれば、指揮官タイプにとって理想的な友人とは、共に切磋琢磨できる存在だと言えるでしょう。
    ただし、彼らの高い要求水準は、時として友人に負担を与えてしまうかもしれません。
    指揮官タイプは自分の基準に合わない友人を、無意識のうちに疎んじてしまうことがあるのです。

    友人関係で問題になる時と改善策

    指揮官タイプが友人関係で問題を抱えるのは、感情的な交流を軽視してしまう時です。
    彼らは論理的な議論を好むあまり、友人の感情を十分に理解できないことがあります。
    具体的には、以下のような状況で問題が生じやすいと言えるでしょう。

    • 友人の悩みを真剣に聞かない
    • 感情的なサポートを提供しない
    • 自分の意見を押し付ける
    • 友人の価値観を尊重しない
    • 支配的な態度を取る

    このような問題を改善するには、指揮官タイプが感情面での理解を深める必要があります。
    そのためには、友人の気持ちに寄り添い、共感することが大切です。
    たとえ意見が合わなくても、相手の感情を尊重する姿勢が求められるでしょう。
    また、指揮官タイプは自分の基準にこだわり過ぎないことも重要です。
    友人の多様性を認め、柔軟な対応を心がけることで、友人関係の安定につながるはずです。
    要するに、指揮官タイプが友人関係で直面する問題の多くは、感情面での未熟さに起因しています。
    彼らが相手の立場に立って考え、思いやりの心を持てるようになれば、より良好な友人関係を築くことができるでしょう。

    指揮官(ENTJ)の子育ての傾向と改善策

    子育ての傾向

    指揮官タイプは子育てにおいても、効率性と合理性を重視する傾向があります。
    彼らは子どもの能力を最大限に引き出すことを目標とし、戦略的に子育てを進めます。
    また、彼らの子育てスタイルには以下のような特徴があります。

    • 子どもの自立心を尊重する
    • 知的好奇心を刺激する
    • 高い目標を設定する
    • 規律と秩序を重んじる
    • 感情面での関わりが少ない

    このように、指揮官タイプは子どもの成長と発展を促すことに注力し、理想的な教育環境を整えようとします。
    そして、彼らは子どもに対しても、高い期待を寄せるのです。
    言い換えれば、指揮官タイプにとって子育てとは、子どもの可能性を最大化するプロセスだと言えるでしょう。
    ただし、彼らの高い要求水準は、時として子どもにプレッシャーを与えてしまうかもしれません。
    指揮官タイプは効率性を追求するあまり、子どもの感情を十分に考慮できないことがあるのです。

    子育てで問題になる時と改善策

    指揮官タイプが子育てで問題を抱えるのは、子どもの感情面でのサポートが不足している時です。
    彼らは知的な教育を重視するあまり、子どもの感情的なニーズを見落としがちです。
    具体的には、以下のような状況で問題が生じやすいと言えるでしょう。

    • 子どもの悩みに耳を傾けない
    • 感情表現を軽視する
    • 過度に高い期待を寄せる
    • 子どもの個性を尊重しない
    • 支配的な態度を取る

    このような問題を改善するには、指揮官タイプが子どもの感情面での理解を深める必要があります。
    そのためには、子どもの気持ちに寄り添い、共感することが大切です。
    たとえ自分の理想と異なっていても、子どもの個性を認める姿勢が求められるでしょう。
    また、指揮官タイプは効率性にこだわり過ぎないことも重要です。
    子育ての過程で柔軟性を持ち、子どものペースに合わせることで、良好な親子関係につながるはずです。
    要するに、指揮官タイプが子育てで直面する問題の多くは、感情面での配慮不足に起因しています。
    彼らが子どもの立場に立って考え、愛情を持って接することができれば、より良い子育てを実践できるでしょう。

    指揮官(ENTJ)のキャリアの傾向と改善策

    キャリアの傾向

    指揮官タイプはキャリア形成においても、高い目標を掲げて邁進する傾向があります。
    彼らは自分の能力を最大限に発揮できる環境を求め、リーダーシップを発揮しようとします。
    また、彼らのキャリア観には以下のような特徴があります。

    • 戦略的な計画を立てる
    • 困難な課題に挑戦する
    • 効率性を重視する
    • 高い目標を設定する
    • 自己成長を追求する

    このように、指揮官タイプは自分のキャリアを積極的に開拓し、理想的な職業人生を歩もうとします。
    そして、彼らは常に高みを目指し、自己の能力を磨き続けるのです。
    言い換えれば、指揮官タイプにとってキャリアとは、自己実現のための手段だと言えるでしょう。
    ただし、彼らの高い野心は、時として周囲との軋轢を生むかもしれません。
    指揮官タイプは目標達成に固執するあまり、他者の意見を軽視してしまうことがあるのです。

    キャリアで問題になる時と改善策

    指揮官タイプがキャリアで問題を抱えるのは、対人関係の構築が困難な時です。
    彼らは効率性を重視するあまり、同僚や上司との感情的な交流を疎かにしがちです。
    具体的には、以下のような状況で問題が生じやすいと言えるでしょう。

    • 他者の意見を尊重しない
    • チームワークを軽視する
    • 過度に支配的な態度を取る
    • 感情的な配慮に欠ける
    • 他者の能力を過小評価する

    このような問題を改善するには、指揮官タイプが対人関係スキルを磨く必要があります。
    そのためには、他者の意見に耳を傾け、協調性を持って行動することが大切です。
    たとえ効率性が多少損なわれても、チームワークを重視する姿勢が求められるでしょう。
    また、指揮官タイプは自分の目標にこだわり過ぎないことも重要です。
    キャリアの過程で柔軟性を持ち、他者と協力することで、より大きな成果につながるはずです。
    要するに、指揮官タイプがキャリアで直面する問題の多くは、対人関係スキルの不足に起因しています。
    彼らが他者の立場に立って考え、協調性を持って行動できるようになれば、より良いキャリアを築くことができるでしょう。

    指揮官(ENTJ)の仕事の傾向と改善策

    仕事の傾向

    指揮官タイプは仕事においても、高い目標を掲げてリーダーシップを発揮する傾向があります。
    彼らは自分の能力を存分に活かせる環境を求め、効率的に業務を遂行しようとします。
    また、彼らの仕事スタイルには以下のような特徴があります。

    • 戦略的な計画を立てる
    • 問題解決に積極的に取り組む
    • 高い基準を設定する
    • 成果を重視する
    • 自己研鑽を怠らない

    このように、指揮官タイプは仕事に対して真摯な姿勢で臨み、理想的な職場環境を作ろうとします。 そして、彼らは常に高い目標を掲げ、自己の能力を向上させ続けるのです。

    言い換えれば、指揮官タイプにとって仕事とは、自己実現の手段であると同時に、成長の機会でもあるのでしょう。

    ただし、彼らの高い要求水準は、時として同僚や部下に重圧を与えてしまうかもしれません。 指揮官タイプは効率性を追求するあまり、他者の感情を軽視してしまうことがあるのです。

    仕事で問題になる時と改善策

    指揮官タイプが仕事で問題を抱えるのは、他者との協調性が欠如している時です。 彼らは自分の理想を追求するあまり、同僚や部下の意見を尊重しないことがあります。 具体的には、以下のような状況で問題が生じやすいと言えるでしょう。

    • 他者の意見を聞き入れない
    • チームワークを軽視する
    • 感情的な配慮に欠ける
    • 部下の育成を疎かにする
    • 支配的な態度を取る

    このような問題を改善するには、指揮官タイプが他者との協調性を高める必要があります。 そのためには、同僚や部下の意見に耳を傾け、柔軟な姿勢で対応することが大切です。

    たとえ自分の理想と異なっていても、多様な意見を尊重する姿勢が求められるでしょう。 また、指揮官タイプは効率性にこだわり過ぎないことも重要です。

    仕事の過程で他者との協力を重視し、人材育成にも力を注ぐことで、より良い職場環境につながるはずです。

    要するに、指揮官タイプが仕事で直面する問題の多くは、対人関係スキルの不足に起因しています。

    彼らが他者の立場に立って考え、協調性を持って行動できるようになれば、より良い仕事ぶりを発揮できるでしょう。

    指揮官(ENTJ)の相性のいいタイプ

    相性がいいタイプ、Nが含まれている人

    指揮官タイプと相性が良いのは、直観(N)の傾向が強い人です。 彼らは抽象的な思考を好み、新しいアイデアを生み出すことに長けています。

    指揮官タイプにとって、このようなタイプの人は刺激的な存在であり、互いに高め合える関係を築くことができるでしょう。 具体的には、以下のようなタイプの人と相性が良いと言えます。

    • INTJ(建築家)
    • ENTP(討論者)
    • INTP(論理学者)
    • INFJ(提唱者)

    これらのタイプの人は、指揮官タイプと同じように知的好奇心が旺盛で、深い洞察力を持っています。

    そのため、指揮官タイプと一緒に新しいプロジェクトに取り組んだり、抽象的な議論を楽しんだりすることができるのです。

    言い換えれば、Nの傾向が強い人は、指揮官タイプの知的探究心を満たしてくれる最適なパートナーだと言えるでしょう。

    ただし、お互いに強い意見を持っているため、時として衝突することもあるかもしれません。 指揮官タイプとNの傾向が強い人は、互いの意見を尊重し合うことが大切です。

    相性がいいタイプ、Tが含まれている人

    ENTJと相性が良いのは、思考(T)の傾向が強い人です。
    彼らは論理的に物事を分析し、客観的な判断を下すことに長けています。
    ENTJにとって、このようなタイプの人は頼もしい存在であり、互いに刺激し合える関係を築くことができるでしょう。
    具体的には、以下のようなタイプの人と相性が良いと言えます。

    • INTJ(建築家)
    • ISTP(巨匠)
    • ESTP(起業家)
    • INTP(論理学者)

    これらのタイプの人は、ENTJと同じように合理的な思考を重視し、効率的に問題解決を図る傾向があります。
    そのため、ENTJと一緒に戦略を立てたり、複雑な課題に取り組んだりすることができるのです。
    言い換えれば、Tの傾向が強い人は、ENTJの知的探究心を満たしてくれる最適なパートナーだと言えるでしょう。
    ただし、お互いに論理的な思考を重視するため、時として感情面での配慮が不足することもあるかもしれません。
    ENTJとTの傾向が強い人は、互いの感情にも注意を払うことが大切です。

    指揮官(ENTJ)のまとめ

    このタイプは高い知性と強い意志を持ち、リーダーシップを発揮することに長けています。

    彼らは戦略的に物事を進め、高い目標に向かって邁進します。 また、自己成長にも積極的で、常に能力の向上を目指します。

    一方で、指揮官タイプは感情面での配慮が欠けていたり、他者との協調性が低かったりする傾向があります。

    彼らは効率性を重視するあまり、人間関係を軽視してしまうことがあるのです。 このような課題を克服するには、指揮官タイプが対人関係スキルを磨く必要があるでしょう。

    他者の意見に耳を傾け、感情的な交流を大切にすることで、より良い人間関係を築くことができるはずです。

    また、指揮官タイプは自分の理想にこだわり過ぎないことも重要です。 時には柔軟性を持ち、他者と協力することで、より大きな成果を上げることができるでしょう。

    要するに、指揮官タイプは知性と意志の力で目標に向かって突き進む素晴らしい能力を持っています。

    そして、感情面での理解と対人関係スキルを身につけることで、さらに大きく成長することができるのです。

    補足

    16personalitiesの悪いところ「科学的な裏付けが弱い」

    16personalities(16タイプ性格診断)は、科学的根拠の面で課題を抱えていると言えます。

    まず、査読付き論文の数が少なく、学術的な裏付けが不足しています。

    また、統計処理の方法にも疑問が残ります。

    特性を連続的な数値ではなくタイプに分類している点も、科学的な妥当性の観点から問題視されています。

    さらに、性格と学力や収入、脳機能、遺伝的要因などとの関連性についても、十分なエビデンスが提示されていないのが現状です。

    16personalitiesの良いところ「回答数(データ)が多く有名」

    一方で、16personalities(16タイプ性格診断)には大きな利点もあります。

    1つ目は、膨大な回答データを蓄積している点です。 多くの人々が16personalitiesの診断に参加しているため、データの信頼性はもしかしたら高いかもしれません。

    また、韓国のアイドルが回答し広めていたり、恋愛マッチングアプリでも注目されていたりするなど、一般の人々にかなり浸透しています。

    この点は、16personalities性格診断が他の性格診断に比べて有利な点と言えるでしょう。

    16personalitiesと他の性格診断との違い「MBTI」

    16personalities(16タイプ性格診断)は、MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)とビッグファイブをベースにして作られています。

    厳密には16personalitiesとMBTIは別物なのです。

    MBTIは、ユングの心理学的類型論を基に開発された性格診断ツールです。

    16personalitiesはMBTIの4つの指標(E外向-I内向S感覚-N直観T思考-F感情J判断-P知覚)を採用しつつ、アイデンティティ(AとT)という指標の追加、独自の質問項目・評価基準を設けています。

    ただし、二分法の根拠の乏しさなど、16personalities同様の科学的な裏付けの弱さを抱えています。

    16personalitiesと他の性格診断との違い「ビッグファイブ」

    ビッグファイブ(Big Five)は、性格心理学において最も有力な特性理論の一つです。

    ビッグファイブは、開放性、誠実性、外向性、協調性、神経症傾向の5つの特性を測定します。

    また、ビッグファイブが特性を連続的な数値で評価する(例、外向性3.5)のに対し、16personalitiesやMBTIはタイプ分類(例、外向的か内向的かのどちらか)を用いる点も大きな違いです。

    さらに古くから研究されており、論文数も多く、学力や所得、脳や遺伝など、他の分野でも多くの研究が行われています。ビッグファイブの方が比較的、科学的な裏付けが強いと言えます。

    参考としてビッグファイブの4つの要素とMBTIの相関関係を示した論文も存在します。

    16personalitiesと他の性格診断との違い「HEXACO」

    HEXACO(HEXACO Personality Inventory)は、ビッグファイブを拡張した6次元の性格モデルです。

    HEXACOは、正直-謙虚さ、情動性、外向性、協調性、誠実性、開放性の6つの特性を測定します。

    ビッグファイブに正直-謙虚さの次元を加えることで、性格のダークさ(と明るさ)など、より広範な性格特性を捉えようとしています。

    こちらもビッグファイブ同様、16personalitiesやMBTIと比べて論文の数が多いなど科学的な裏付けが比較的強いと言えます。

    最後に、組織のCXOや管理職、後継者などのハイクラス人材の採用におけるハラスメント傾向のある人を検知するためのサービス「ハラスメント検査」の事前登録も開始しました!興味のある方はこちらよりご登録ください

    tokiwa eisuke

    ライター 兼 編集長:トキワエイスケ @etokiwa999
    株式会社SUNBLAZE代表。子どもの頃、貧困・虐待家庭やいじめ、不登校、中退など社会問題当事者だったため、社会問題を10年間研究し自由国民社より「悪者図鑑」出版。その後も社会問題や悪者が生まれる決定要因(仕事・教育・健康・性格・遺伝・地域など)を在野で研究しており、社会問題の発生予測を目指している。凸凸凸凹(WAIS-Ⅳ)。