きっとあなたも性格が悪い人に出会ったことがあるかもしれません。
でも、そもそも性格の悪さとは何なのでしょうか。
最近、「パーソナリティのHファクター:自己中心的で,欺瞞的で,貪欲な人たち」という本が出版されました。
この本では、性格の悪さを生み出す要因として、「正直・謙虚さ」の欠如が挙げられているのです。
正直・謙虚さはHEXACO性格診断の1つの指標です。この指標が低い代表的な3つの性格がダークトライアドと呼ばれます(4つだとダークテトラッド)。
しかし、性格の悪さは、正直・謙虚さの欠如だけでは説明できません。他の性格特性との組み合わせによって、さまざまなタイプの性格の悪さが生まれるのです。
性格の悪さは、個人の問題にとどまりません。職場や対人関係、さらには社会全体にも悪影響を及ぼします。
だからこそ、自分の性格を見つめ直し、改善していくことが大切なのです。
今回も、性格研究者で悪者図鑑著者のトキワ(@etokiwa999)が解説していきます。
※MBTIより科学的な性格診断はこちらのHEXACO-JP性格診断!(短縮版、24問2-3分)
※より精度の高い60問版のHEXACO-JPはアカウント作成が必要になります(こちらから)。
性格が悪い人の特徴 – 正直・謙虚さの欠如
性格が悪い人を見抜くHEXACO性格診断とは何か?
HEXACO性格診断は、人間の性格を6つの次元で分析するテストです。
6つの次元の概要は以下の通りです。
- 正直・謙虚さ(H):嘘の無さや倫理的で、控えめな態度
- 情緒安定性(E):感情の安定性やストレス耐性
- 外向性(X):社交性や活動的であること
- 協調性(A):他人との協力や親しみやすさ
- 誠実性(C):責任感や目標達成への取り組み度
- 開放性(O):新しい体験への開かれ度
「正直・謙虚さが低い」というのはHEXACO性格診断の1つの指標のことです。
さらに他の5つの指標の高い・低いの組み合わせで10パターンありますが、それを本記事では紹介します。
HEXACO性格診断の詳細は以下にて紹介しています。性格診断もここから受けることができます!
性格の悪い人の共通点①:自分の欲望を優先し、他人を顧みない
性格が悪い人は、自分の欲望を何よりも優先し、他人のことを考えません。
つまり、自分の幸せや満足を得るためなら、他人を犠牲にすることも厭わないのです。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 他人の感情や状況を考慮せず、自分本位に行動する
- 他人を利用したり、搾取したりすることに罪悪感を感じない
- 自分の利益のためなら、嘘をついたり、騙したりすることも辞さない
要するに、性格が悪い人は、自己中心的で利己的な考え方を持っており、他人への配慮に欠けているのです。
このような態度は、周囲との関係を悪化させ、信頼を失う原因にもなります。
性格の悪い人の共通点②:金銭や地位への強い欲求がある
性格が悪い人は、金銭や地位への執着が強いです。
つまり、お金や権力を手に入れることに強い関心を持っているのです。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 金持ちになることや、高い地位に就くことを人生の最優先事項と考える
- お金や権力を得るためなら、手段を選ばない
- 他人を出し抜いてでも、自分の地位を高めようとする
要するに、性格が悪い人は、金銭的な成功や社会的な地位の獲得に固執しており、それ以外のことにはあまり価値を置いていないのです。
このような価値観は、人間関係よりも物質的な豊かさを重視する歪んだ生き方につながります。
性格の悪い人の共通点③:危険を顧みず、目的のためなら手段を選ばない
性格が悪い人は、目的達成のためなら危険を顧みません。
つまり、自分の欲望を満たすためなら、どんなリスクがあっても構わないと考えるのです。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 違法行為や反社会的な行動も辞さない
- 他人を騙したり、脅したりすることに躊躇しない
- 自分の安全よりも、欲望の実現を優先する
要するに、性格が悪い人は、倫理観や良心よりも自分の欲求を優先するため、危険な行動に走りがちなのです。
このような傾向は、犯罪行為や反社会的な行動につながる可能性が高く、社会的な規範からも逸脱してしまいます。
性格の悪い人の共通点④:他者への共感や同情心に欠ける
性格が悪い人は、他者への共感や同情心に乏しいです。
つまり、他人の気持ちを理解したり、痛みに寄り添ったりすることが苦手なのです。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 他人の不幸を見ても、あまり心を動かされない
- 困っている人がいても、助ける気持ちになれない
- 自分の利益を優先するあまり、他人の気持ちを害してしまう
要するに、性格が悪い人は、他者の感情に鈍感で、思いやりの心が希薄なのです。
このような冷淡な態度は、人間関係を築く上での大きな障壁となり、周囲から孤立してしまう原因にもなります。
性格が悪い人の他の行動パターン
性格が悪い人=正直・謙虚さが低い人は、特有の行動パターンを示します。
つまり、自分の利益を追求するために、特定の行動を繰り返す傾向があるのです。
こうした人は、以下のような行動をとることが多いです。
- 嘘をついたり、誇張したりして、自分を良く見せようとする
- 他人の功績を横取りしたり、自分の手柄のように言ったりする
- 自分の欠点や失敗を認めず、言い訳を重ねる
要するに、正直・謙虚さが低い人は、自分の評価を上げるために、不誠実な行動を繰り返すのです。
このような行動は、短期的には自分の利益になるかもしれませんが、長期的には信頼を失い、人間関係を破綻させる原因となります。
性格の悪い人の10パターン
正直・謙虚さ(H)が低く、情動性(E)も低い場合
正直・謙虚さが低く、情動性も低い人は、冷酷で利己的になりやすいです。
ここでの情動性とは、感情の豊かさや、感情表現の強さを指します。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 他人の気持ちを考えない冷淡な態度をとる
- 罪悪感や恥ずかしさをあまり感じない
- 感情的な駆け引きをせず、淡々と自分の利益を追求する
つまり、正直・謙虚さと情動性がともに低い人は、自分の欲求を満たすことに執着し、他者への配慮に欠けた行動をとるのです。
このタイプの人は、良心の呵責を感じにくいため、平気で他人を騙したり、傷つけたりすることがあります。
正直・謙虚さ(H)が低く、情動性(E)が高い場合
正直・謙虚さが低く、情動性が高い人は、自己中心的で感情的になりがちです。
ここでの情動性の高さは、感情の起伏が激しいことを意味します。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 自分の感情に流されやすく、衝動的に行動してしまう
- 感情的な操作を使って、他人を動かそうとする
- 自分の感情を優先するあまり、他人の気持ちを踏みにじる
つまり、正直・謙虚さが低く、情動性が高い人は、自分の感情に左右され、他者への配慮に欠けた行動をとるのです。
このタイプの人は、感情的な交渉を好み、巧みに他人を操ろうとすることがありますが、長期的には信頼を失う原因となります。
正直・謙虚さ(H)が低く、外向性(X)が高い場合
正直・謙虚さが低く、外向性が高い人は、自己愛が強く、誇大的になりがちです。
ここでの外向性とは、社交性や積極性の高さを指します。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 自分を特別な存在だと考え、他人より優れていると信じ込む
- 他人の注目を集めようと、派手な行動をとる
- 自分の魅力を誇示するために、虚栄心が強くなる
つまり、正直・謙虚さが低く、外向性が高い人は、自分を過大評価し、他者よりも優位に立とうとするのです。
このタイプの人は、周囲の称賛を求めて自己顕示欲が強くなり、時には平然と嘘をつくこともあります。
自己愛が極端に強い場合は、ナルシシズム(自己愛人格障害)に陥る危険性もあります。
正直・謙虚さ(H)が低く、外向性(X)が低い場合
正直・謙虚さが低く、外向性も低い人は、内向的で利己的な傾向があります。
つまり、自分の利益を追求しつつも、表立って行動するのは苦手なタイプです。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 人付き合いを面倒に感じ、一人で行動することが多い
- 表向きは大人しいが、裏では自分の利益を追求している
- 他人を利用することに罪悪感を感じない
つまり、正直・謙虚さと外向性がともに低い人は、陰湿に自分の欲求を満たそうとするのです。
このタイプの人は、表立って自己主張はしませんが、水面下で着々と自分の利益を追求し、他人を出し抜こうとします。
内向的な利己主義者は、外向的な利己主義者ほど目立ちませんが、周囲の人間関係を徐々に蝕んでいくでしょう。
正直・謙虚さ(H)が低く、協調性(A)も低い場合
正直・謙虚さが低く、協調性も低い人は、攻撃的で反抗的な性格になりがちです。
ここでの協調性とは、他者と協力したり、調和を保とうとする傾向の強さを指します。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 他人の意見を聞き入れず、自分の主張を押し通そうとする
- 人との対立を恐れず、好戦的な態度をとる
- 社会のルールや規範を軽視し、反抗的な行動をとる
つまり、正直・謙虚さと協調性がともに低い人は、自己中心的で他者への敵意が強いのです。
このタイプの人は、他人と協調することを面倒に感じ、対立を恐れません。
時には、社会の秩序を乱すような反社会的な行動に出ることもあるでしょう。
正直・謙虚さ(H)が低く、協調性(A)が高い場合
正直・謙虚さが低く、協調性が高い人は、表面上は良好な関係を保ちながら、裏で自分の利益を追求します。
つまり、他者と協調することは得意ですが、本心では利己的な目的を持っているのです。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 人当たりが良く、社交的な印象を与える
- 他人の歓心を買うことに長けている
- 表向きは協力的だが、裏では自分の利益を優先する
つまり、正直・謙虚さが低く、協調性が高い人は、表面上は良好な人間関係を築きながら、密かに自分の欲求を満たそうとするのです。
このタイプの人は、人付き合いが上手く、一見すると信頼できる人物に見えます。
しかし、本心では自分の利益を優先しており、状況が変われば平気で裏切ることもあるでしょう。
正直・謙虚さ(H)が低く、誠実性(C)も低い場合
正直・謙虚さが低く、誠実性も低い人は、衝動的で無責任な行動をとりがちです。
ここでの誠実性とは、規則を守り、責任を果たそうとする性格傾向の強さを指します。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 約束を平気で破り、言行が一致しない
- 自分の欲求を抑えられず、衝動的に行動する
- 自分の行動の結果を考えず、無責任な態度をとる
つまり、正直・謙虚さと誠実性がともに低い人は、自分の衝動に任せて行動し、責任を果たそうとしないのです。
このタイプの人は、ルールを軽視し、その場の欲求に従って行動するため、トラブルを引き起こすことが多いでしょう。
また、自分の行動の結果には無関心で、他人に迷惑をかけても反省しない傾向があります。
正直・謙虚さ(H)が低く、誠実性(C)が高い場合
正直・謙虚さが低く、誠実性が高い人は、計画的に自分の利益を追求します。
つまり、自己中心的ではあるものの、規則は守り、責任は果たそうとするのです。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 法律や社会的ルールの範囲内で、巧みに自分の利益を追求する
- 他人を出し抜くことに罪悪感を感じない
- 長期的な目標を立て、着実に実行する
つまり、正直・謙虚さが低く、誠実性が高い人は、ルールを守りながらも、自分の利益を最優先に考えるのです。
このタイプの人は、違法行為は避けますが、グレーゾーンを縫うように巧みに立ち回ります。
短期的な利益だけでなく、長期的な視点から自分の利益を追求するため、一見すると誠実な人物に見えることもあるでしょう。
正直・謙虚さ(H)が低く、開放性(O)も低い場合
正直・謙虚さが低く、経験への開放性も低い人は、浅はかで視野の狭い価値観を持ちがちです。
ここでの経験への開放性とは、新しいアイデアや価値観を受け入れる柔軟性の高さを指します。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 金銭的な価値を最優先し、精神的な豊かさを軽視する
- 従来の価値観に固執し、新しい考え方を受け入れない
- 自分と異なる意見や文化を認めようとしない
つまり、正直・謙虚さと経験への開放性がともに低い人は、物質的な豊かさだけを追求し、視野の狭い考え方に陥りがちなのです。
このタイプの人は、金銭的な成功以外の価値を認めず、他者の多様性を受け入れることができません。
自分の利益になる情報だけを選択的に取り入れ、幅広い知識や教養を身につけようとしないでしょう。
正直・謙虚さ(H)が低く、開放性(O)が高い場合
正直・謙虚さが低く、経験への開放性が高い人は、知的な優越感を持ちがちです。
つまり、新しい知識や経験を求める一方で、それを他人に対する優位性の証明に利用するのです。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 自分の知識や教養を誇示し、他人を見下す態度をとる
- 知的な会話を好み、難解な言葉を使って相手を煙に巻く
- 自分の興味や関心事を押し付け、他人の意見を尊重しない
つまり、正直・謙虚さが低く、経験への開放性が高い人は、知的な好奇心は旺盛ですが、それを自己顕示の手段として用いるのです。
このタイプの人は、自分の知識や経験を誇示し、他人を見下すことで優越感を得ようとします。
一見すると知的で洗練された印象を与えますが、実際には傲慢で自己中心的な態度が目立つでしょう。
性格が悪い人が社会に与える影響
職場における信頼関係の崩壊
性格の悪い人が職場にいると、信頼関係が崩壊し、組織の士気が低下します。
こうした人は、以下のような行動をとることが多いです。
- 同僚の失敗や弱点を利用して、自分の立場を有利にする
- チームワークを乱し、自分の成果だけを優先する
- 上司や同僚の信頼を裏切り、組織の秘密を漏らす
つまり、性格の悪い人は、自分の利益のために他人を平気で裏切り、組織の一体感を損なうのです。
このような行動が蔓延すると、職場の雰囲気は悪化し、互いに疑心暗鬼になってしまいます。
その結果、コミュニケーションが減少し、生産性が低下するなど、組織全体に悪影響が及ぶでしょう。
対人関係でのトラブルの多発
性格の悪い人は、対人関係でトラブルを引き起こしやすいです。
こうした人は、以下のような行動をとることが多いです。
- 自分の都合を優先し、他人の事情を考えない
- 嘘をついたり、約束を破ったりして、相手を裏切る
- 他人の感情を無視し、配慮に欠けた言動をとる
つまり、性格の悪い人は、自己中心的な態度で他人を傷つけ、人間関係を壊してしまうのです。
このような行動を繰り返していると、周囲から信頼を失い、孤立してしまいます。
また、トラブルが多発することで、社会生活を送る上での大きな障害となるでしょう。
社会規範やモラルの軽視
性格の悪い人は、社会規範やモラルを軽視する傾向があります。
こうした人は、以下のような行動をとることが多いです。
- 法律や規則を守らず、自分の欲求を優先する
- 倫理観や道徳心に欠け、反社会的な行動をとる
- 他人の権利や尊厳を無視し、自分の利益を追求する
つまり、性格の悪い人は、社会の秩序を乱し、公共の利益よりも私利私欲を優先するのです。
このような行動が蔓延すると、社会の秩序が崩れ、犯罪や不正が増加してしまいます。
また、モラルの低下は、社会全体の信頼関係を損ない、共生と協調の精神を失わせる危険性があります。
犯罪行為への関与リスクの上昇
性格の悪い人は、犯罪行為に手を染めるリスクが高いです。
こうした人は、以下のような特徴があります。
- 法律を軽視し、犯罪を抑止する心理的なハードルが低い
- 自分の欲求を抑えられず、衝動的に違法行為に走る
- 他人の権利や安全を顧みず、犯罪による利益を優先する
つまり、性格の悪い人は、自己中心的な欲求を満たすために、犯罪行為に手を染める可能性が高いのです。
このようなリスクが高まると、社会の安全が脅かされ、犯罪による被害が増加してしまいます。
また、犯罪者として検挙されれば、本人の人生はもちろん、家族や周囲の人々にも大きな負担がかかるでしょう。
性格が悪い人の改善に向けて
自己中心的な思考パターンを認識する
性格を改善するには、まず自分の自己中心的な思考パターンを認識することが重要です。
以下のような点に注意してみましょう。
- 自分の利益ばかりを優先していないか
- 他人の立場や気持ちを考えずに行動していないか
- 自分の欠点や失敗を認めることを避けていないか
自己中心的な思考は、無意識のうちに自分の行動を支配している可能性があります。
これを認識することで、客観的に自分の性格と向き合い、改善すべき点を明確にできるでしょう。
他者の立場に立って考える習慣をつける
性格の改善には、他者の立場に立って考える習慣が欠かせません。
以下のようなことを心がけてみましょう。
- 相手の気持ちを想像し、共感する
- 自分の行動が他人にどのような影響を与えるか考える
- 他人の意見や価値観を尊重し、謙虚に耳を傾ける
他者の視点を取り入れることで、自己中心的な思考から脱却し、周囲への配慮を深めることができます。
また、多様な価値観に触れることで、視野を広げ、柔軟な考え方を身につけることにもつながるでしょう。
正直で誠実な行動を心がける
性格の改善には、正直で誠実な行動を心がけることが重要です。
以下のようなことを実践してみましょう。
- 嘘をつくことを避け、真実を伝える勇気を持つ
- 約束を守り、他人との信頼関係を大切にする
- 自分の言動に責任を持ち、誠意を持って行動する
正直で誠実な行動は、他者からの信頼を獲得し、良好な人間関係を築く上で欠かせません。
また、自分の言動に責任を持つことで、自己の成長と人格の向上にもつながるでしょう。
謙虚さを忘れず、自分の行動を振り返る
性格の改善には、謙虚さを忘れずに自分の行動を振り返ることが大切です。
以下のようなことを心がけてみましょう。
- 自分の長所だけでなく、短所も認める
- 他人から指摘を受けた際は、素直に耳を傾け、反省する
- 常に自分の行動を振り返り、改善すべき点を見つける
謙虚さは、自己の成長と人格の向上に不可欠な要素です。
自分の行動を謙虚に振り返ることで、欠点を克服し、より良い人間関係を築くことができるでしょう。
性格の改善は一朝一夕にはできませんが、地道な努力を積み重ねることで、徐々に正直・謙虚さを養うことができます。
自己中心的な思考パターンを認識し、他者への配慮を深めながら、正直で誠実な行動を心がけることが、性格の改善につながるのです。
最後に性格が悪い人まとめ
性格の悪さは、個人の人生だけでなく、社会全体にも大きな影響を与えます。
職場での信頼関係の崩壊、対人関係でのトラブル、社会規範やモラルの軽視、さらには犯罪行為へのリスクの上昇など、性格の悪さがもたらす弊害は計り知れません。
しかし、性格は変えられます。正直・謙虚さの遺伝率は高くても約60%で、環境要因も存在します。
自己中心的な思考パターンを認識し、他者の立場に立って考える習慣をつけることが第一歩です。
正直で誠実な行動を心がけ、謙虚さを忘れずに自分の行動を振り返ることも大切でしょう。
性格の改善は、一朝一夕にはできません。
しかし、一つ一つの行動を見直し、改善に向けて努力を重ねることで、きっと変わることができるはずです。
※再度以下に今回の本を紹介させていただきます。
最後に、組織のCXOや管理職、後継者などのハイクラス人材の採用におけるハラスメント傾向のある人を検知するためのサービス「ハラスメント検査」の事前登録も開始しました!興味のある方はこちらよりご登録ください。
ライター 兼 編集長:トキワエイスケ @etokiwa999
株式会社SUNBLAZE代表。子どもの頃、貧困・虐待家庭やいじめ、不登校、中退など社会問題当事者だったため、社会問題を10年間研究し自由国民社より「悪者図鑑」出版。その後も社会問題や悪者が生まれる決定要因(仕事・教育・健康・性格・遺伝・地域など)を在野で研究しており、社会問題の発生予測を目指している。凸凸凸凹(WAIS-Ⅳ)。