ネット依存は、現代の人々にとって身近な問題となっています。
スマートフォンの普及により、いつでもどこでもインターネットを利用できる環境が整いました。
その結果、多くの人がインターネットに多くの時間を費やすようになっています。
中には、インターネットの使用が過剰になり、日常生活に支障をきたす人もいます。
このような状態は「ネット依存」と呼ばれ、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
では、どのような人がネット依存になりやすいのでしょうか。
最近、ネット依存と性格特性の関係に注目が集まっています。
性格特性とは、その人の行動や思考パターンに影響を与える特徴のことです。
海外の研究チームが、ネット依存と性格特性の関連を調べたメタ分析の結果を発表しました。
論文のタイトルは「Big five-personality trait and internet addiction: A meta-analytic review」です。
本記事では、この研究の内容を皆さんにも分かりやすく解説します。
今回も、性格研究者で悪者図鑑著者のトキワ(@etokiwa999)が解説していきます。
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ネット依存と性格特性の関連を調べた研究
ネット依存の定義と問題点
インターネットの過剰な使用によって日常生活に支障をきたす状態を指します。
ネット依存の人は、インターネットを使わないと不安になったり、イライラしたりします。
また、インターネットの使用時間を自分でコントロールできなくなることもあります。
以下のような問題を引き起こす可能性があります。
- 学業や仕事の効率が下がる
- 家族や友人との関係が悪化する
- 体調を崩す(睡眠不足、運動不足など)
- 経済的な問題が生じる
このようにネット依存は、個人の生活に深刻な影響を及ぼすことがあるのです。
そのため、ネット依存の原因や予防法を明らかにすることが重要だと考えられています。
性格特性「ビッグファイブ」とは
ビッグファイブとは、人の性格を5つの特性で表す代表的なモデルです。
次の5つの特性から構成されています。
- 開放性:新しい経験や考えを好む
- 誠実性:規律正しく、計画的に行動する
- 外向性:社交的で、積極的に行動する
- 協調性:思いやりがあり、協力的である
- 神経症傾向:不安になりやすく、感情が不安定
これらの特性は、遺伝と環境の両方の影響を受けて形成されると考えられています。
また、特性の強さは個人差が大きく、一人ひとり異なった性格を持っています。
ビッグファイブは、性格を包括的に捉える枠組みとして、心理学の研究でよく用いられています。
ネット依存と性格の関連を調べる意義
ネット依存と性格特性の関連を調べることで、そのリスクが高い人の特徴が明らかになります。
それによって、その予防や治療に役立つ知見が得られると期待されます。
例えば、ネット依存になりやすい性格特性が分かれば、そのような特徴を持つ人に注意を呼びかけることができます。
また、その治療プログラムを作る際に、性格特性に合わせた方法を取り入れることもできるでしょう。
逆に、ネット依存になりにくい性格特性が明らかになれば、そのような特性を伸ばす教育を行うことで、予防できる可能性があります。
このように、ネット依存と性格の関連を探ることは、問題の解決に向けた重要な一歩となるのです。
ネット依存と性格特性の関連を調べたメタ分析研究
メタ分析の手順と対象となった研究
メタ分析とは、複数の研究結果を統計的に統合し、全体としての傾向を明らかにする手法です。
この研究では、ネット依存と性格特性の関連を調べた12の研究が分析の対象となりました。
まず、関連する研究を集めるために、学術論文のデータベースを検索しました。
その結果、123件の研究が見つかりましたが、重複している研究を除外し、73件になりました。
さらに、ネット依存と性格特性の両方を測定していない研究や、必要なデータが報告されていない研究を除外しました。
最終的に、メタ分析の対象となったのは12件の研究でした。
これらの研究から、合計13のエフェクトサイズ(効果の大きさを表す指標)が算出されました。
5つの性格特性とネット依存の相関関係
メタ分析の結果、ビッグファイブの5つの性格特性はすべてネット依存と有意な相関があることが分かりました。
開放性、誠実性、外向性、協調性の4つの特性は、ネット依存と負の相関がありました。
つまり、これらの特性が高い人ほど、なりにくい傾向があるということです。
一方、神経症傾向は、ネット依存と正の相関がありました。
神経症傾向が高い人ほど、なりやすい可能性が示唆されました。
相関の強さを見ると、誠実性とネット依存の間に最も強い負の相関があり、開放性との相関が最も弱かったです。
また、神経症傾向とネット依存の間には、中程度の正の相関が見られました。
これらの結果から、性格特性はネット依存と密接に関連していると言えるでしょう。
開放性とネット依存の関連
開放性は、ネット依存と負の相関がある性格特性です。
この開放性が高い人は、新しい経験や考えを好む傾向があります。
彼らは、インターネット上の情報を探索することを楽しむかもしれません。
しかし、一方で現実の世界にも興味を持っているため、インターネットに過度にのめり込むことは少ないと考えられます。
今回のメタ分析でも、開放性とネット依存の間には弱い負の相関が見られました。
ただし、過去の研究の中には、開放性とネット依存に正の相関や、有意な相関がないという結果を報告しているものもあります。
開放性の影響は、他の要因によって異なる可能性があるでしょう。
いずれにせよ、開放性はネット依存のリスクを下げる方向に作用すると考えられます。
誠実性とネット依存の関連
誠実性は、ネット依存と最も強い負の相関がある性格特性だと分かりました。
この誠実性の高い人は、規律正しく、自制心が強い傾向があります。
そのため、インターネットの使用を適度にコントロールできると考えられます。
また、彼らは計画的に行動するため、インターネットに費やす時間を効果的に管理できるのかもしれません。
実際に、過去の研究でも、誠実性とネット依存の間には一貫して負の相関が報告されています。
今回のメタ分析では、誠実性はネット依存と最も強い負の相関(r = -0.21)を示しました。
このことから、誠実性の高さは、ネット依存に対する強力な防御要因になり得ると言えるでしょう。
誠実性を伸ばすことが、ネット依存の予防に役立つ可能性が期待されます。
外向性とネット依存の関連
外向性とネット依存の間には、負の相関があることが分かりました。
この外向性の高い人は、社交的で、対人関係を好む傾向があります。
彼らは、現実の世界での人付き合いを楽しむため、インターネットの世界に没頭しにくいと考えられます。
また、外向的な人は、積極的に外出するため、自然とインターネットから離れる機会が多いのかもしれません。
今回のメタ分析では、外向性とネット依存の間に中程度の負の相関が見られました。
ただし、過去の研究の中には、外向性とネット依存に正の相関や、有意な相関がないという結果もあります。
外向性の影響は、状況によって異なる可能性があるでしょう。
しかし、総合的に見ると、外向性はネット依存のリスクを下げる働きがあると言えそうです。
協調性とネット依存の関連
協調性もまた、ネット依存と負の相関がある性格特性だと分かりました。
協この調性の高い人は、思いやりがあり、他者と協力することを好みます。
彼らは、対人関係を大切にするため、インターネットの世界に没頭することは少ないと考えられます。
また、協調性の高い人は、他者からの要求に応えようとするため、インターネットの使用を控えめにする可能性があります。
今回のメタ分析でも、協調性とネット依存の間には中程度の負の相関が見られました。
過去の研究でも、協調性とネット依存の負の相関は一貫して報告されています。
このことから、協調性の高さは、ネット依存のリスクを下げる要因の一つと言えるでしょう。
協調性を育むことが、ネット依存の予防につながる可能性があります。
神経症傾向とネット依存の関連
神経症傾向は、ネット依存と正の相関がある唯一の性格特性です。
この神経症傾向の高い人は、不安になりやすく、ストレスへの耐性が低い傾向があります。
彼らは、現実の世界での対人関係に不安を感じるため、インターネット上のコミュニケーションを好むのかもしれません。
また、ストレス対処の手段としてインターネットを使用し、依存につながる可能性があります。
今回のメタ分析では、神経症傾向とネット依存の間に中程度の正の相関(r = 0.18)が見られました。
過去の研究でも、神経症傾向とネット依存の正の関連は繰り返し報告されています。
このことから、神経症傾向の高さは、ネット依存のリスクを高める要因であると考えられます。
神経症傾向への対処が、ネット依存の予防や治療において重要になるでしょう。
最も強い相関が見られたのは誠実性
メタ分析の結果、ネット依存と最も強い相関を示したのは、誠実性でした。
誠実性とネット依存の間には、比較的強い負の相関が見られました。
これは、5つの性格特性の中で最も大きな相関係数です。
誠実性の高い人は、自制心が強く、計画的に行動するため、インターネットの使用をうまくコントロールできるのだと考えられます。
一方、誠実性の低い人は、衝動的になりやすく、インターネットに過剰に時間を費やしてしまうのかもしれません。
このことから、誠実性は、ネット依存を防ぐ上で特に重要な性格特性だと言えるでしょう。
誠実性を高めるための教育や訓練が、ネット依存の予防に役立つ可能性があります。
防御要因となる4つの性格特性
メタ分析により、開放性、誠実性、外向性、協調性の4つの性格特性が、ネット依存の防御要因になることが分かりました。
これらの特性が高い人は、ネット依存になりにくい傾向があるのです。
開放性の高い人は、インターネット以外の活動にも興味を持っているため、ネットに依存しにくいと考えられます。
誠実性の高い人は、自制心が強いため、インターネットの使用を適度に抑えられるのでしょう。
外向性の高い人は、対人関係を楽しむため、インターネットに没頭する必要性が低いと推測されます。
協調性の高い人は、他者への配慮からインターネットの使用を控えめにすると考えられます。
これら4つの性格特性を伸ばすことが、ネット依存の予防策になる可能性が示唆されました。
リスク要因となる神経症傾向
一方、神経症傾向は、ネット依存のリスクを高める性格特性だと分かりました。
神経症傾向が高い人は、不安やストレスを感じやすいため、インターネットに依存しやすい可能性があります。
彼らは、現実の対人関係に不安を感じ、インターネット上のコミュニケーションを好むのかもしれません。
また、ストレス対処の手段としてインターネットを使用し、依存につながるリスクがあります。
今回のメタ分析では、神経症傾向とネット依存の間に中程度の正の相関が見られました。
このことから、神経症傾向の高い人は、ネット依存になりやすい傾向があると言えるでしょう。
神経症傾向の高い人に対しては、ネット依存の予防や治療に特に注意を払う必要があります。
また、神経症傾向への対処法を身につけることが、ネット依存の防止に役立つと考えられます。
ネット依存の予防と治療に性格特性を活用
性格特性を考慮したアプローチの重要性
ネット依存の予防と治療において、性格特性を考慮したアプローチが重要だと考えられます。
メタ分析の結果、性格特性はネット依存と密接に関連していることが明らかになりました。
そのため、ネット依存への対策を考える際には、個人の性格特性を踏まえることが大切でしょう。
例えば、神経症傾向の高い人には、不安やストレスへの対処法を教えることが効果的かもしれません。 一方、誠実性の低い人には、自制心を高めるための訓練が役立つと考えられます。
このように、性格特性に合わせた予防・治療法を開発することで、ネット依存問題への取り組みがより効果的になると期待されます。
また、性格特性を考慮することで、ネット依存のリスクが高い人を早期に発見し、適切な支援につなげることもできるでしょう。
性格特性を活用したアプローチは、ネット依存問題の解決に向けた有望な方策の一つだと言えます。
ネット依存のスクリーニングへの応用
性格特性は、ネット依存のスクリーニングにも応用できる可能性があります。
メタ分析によって、特定の性格特性とネット依存の関連が明らかになりました。 この知見を活かせば、性格検査によってネット依存のリスクが高い人を見つけ出せるかもしれません。
例えば、神経症傾向が高く、誠実性が低い人は、なりやすい傾向があります。 このような性格特性を持つ人を早期に発見し、注意を促すことができれば、ネット依存の予防につながるでしょう。
また、性格検査を定期的に実施することで、その兆候を早期に捉えることもできると考えられます。
ただし、性格特性はネット依存の一要因に過ぎないため、スクリーニングには他の指標も組み合わせる必要があります。
性格特性を活用したスクリーニングは、ネット依存の早期発見・早期対応に寄与する可能性があります。
防御要因を伸ばす教育の可能性
ネット依存の防御要因となる性格特性を伸ばす教育が、ネット依存の予防に役立つ可能性があります。
メタ分析により、開放性、誠実性、外向性、協調性がネット依存の防御要因になることが示唆されました。
これらの性格特性を育成する教育プログラムを実施できれば、そのリスクを下げられるかもしれません。
例えば、誠実性を高めるためのセルフコントロールの訓練や、協調性を育むためのコミュニケーション教育などが考えられます。
また、開放性を伸ばすために、インターネット以外の多様な活動を経験する機会を提供することも有効でしょう。
学校教育の中にこのような取り組みを取り入れることで、予防効果が期待できます。
ただし、性格特性は遺伝と環境の両方の影響を受けるため、教育の効果には個人差があると考えられます。
防御要因を伸ばす教育は、ネット依存の予防策の一つとして検討に値すると言えるでしょう。
リスクの高い人への早期介入
神経症傾向が高いなど、ネット依存のリスクが高い人には、早期の介入が重要だと考えられます。
メタ分析の結果、神経症傾向はネット依存のリスクを高める要因であることが分かりました。 神経症傾向の高い人は、不安やストレスを抱えやすいため、インターネットに依存しやすい傾向があります。
こうした人を早期に発見し、適切な支援を提供することが大切です。
例えば、ストレス対処法を教えたり、不安を和らげるリラクセーション技法を伝えたりすることが有効かもしれません。
また、カウンセリングを通じて、インターネットに依存する背景にある心理的な問題に取り組むことも重要でしょう。
リスクの高い人への早期介入は、ネット依存の深刻化を防ぐ上で欠かせません。
性格特性を手がかりに、支援が必要な人を見つけ出し、適切な介入を行うことが求められています。
性格に合わせた治療プログラムの開発
ネット依存の治療プログラムを開発する際には、性格特性を考慮に入れることが大切だと考えられます。
メタ分析によって、性格特性とネット依存の関連が明らかになりました。 この知見を活かし、性格特性に合わせた治療プログラムを作ることができるかもしれません。
例えば、神経症傾向の高い人には、不安やストレスへの対処法を中心とした治療が効果的でしょう。 一方、誠実性の低い人には、自制心を高めるための行動療法が役立つと考えられます。
また、外向性の低い人には、対人関係スキルの訓練を取り入れることが有効かもしれません。
このように、性格特性に応じた治療プログラムを提供することで、ネット依存からの回復が促進されると期待できます。
ただし、性格特性はネット依存の一要因に過ぎないため、治療プログラムには他の要素も取り入れる必要があります。
性格に合わせた治療プログラムの開発は、ネット依存の治療成績を向上させる上で有望な取り組みだと言えるでしょう。
本研究の限界と今後の課題
分析対象となった研究数が少ない
本研究の限界の一つは、メタ分析の対象となった研究の数が少なかったことです。
今回の分析では、ネット依存と性格特性の関連を調べた12件の研究を用いましたが、これは決して多いとは言えません。
研究数が少ないと、結果の信頼性が低くなる可能性があります。
また、研究の対象者や使用した尺度などが異なるため、結果の解釈には注意が必要です。 今後は、より多くの研究を収集し、メタ分析を行うことが求められます。
特に、文化や年齢層が異なる集団を対象とした研究を増やすことが大切でしょう。
研究数を増やすことで、ネット依存と性格特性の関連について、より確かな知見が得られると期待されます。 ただし、研究の質を確保することも重要です。
分析対象となる研究の数を増やすことは、今後の課題の一つだと言えます。
自己報告式の測定の問題点
本研究で用いられた尺度は、すべて自己報告式のものでした。
自己報告式の尺度は、回答者の主観に基づくため、バイアスがかかる可能性があります。
例えば、社会的に望ましい回答をする傾向や、自分の状態を正確に評価できない問題などが考えられます。
特にネット依存に関しては、依存の程度を過小評価したり、隠そうとしたりする人もいるかもしれません。 また、性格特性についても、自分の性格を客観的に捉えることは難しい面があります。
このような自己報告式の測定の問題点が、結果に影響を与えた可能性は否定できません。
今後は、行動観察など客観的な指標を用いた研究が必要だと考えられます。
主観的な評価と客観的な評価を組み合わせることで、より正確な実態把握が可能になるでしょう。
自己報告式の測定の限界を踏まえた上で、結果の解釈を行う必要があります。
因果関係は不明
本研究では、ネット依存と性格特性の関連を調べましたが、因果関係までは明らかにできませんでした。
メタ分析で得られたのは、あくまで相関関係に関する知見です。
性格特性がネット依存に影響を与えている可能性はありますが、逆にネット依存が性格特性を変化させている可能性も考えられます。
また、性格特性とネット依存の両方に影響を与える別の要因が存在するかもしれません。
例えば、ストレスの多い環境や、対人関係の問題などが背景にある可能性があります。
このように、性格特性とネット依存の因果関係を特定するには、さらなる研究が必要です。
縦断的な研究デザインや、実験的な手法を用いることで、因果関係に迫ることができるかもしれません。
他の要因も含めた包括的研究の必要性
ネット依存は、性格特性だけでなく、様々な要因が複雑に絡み合って生じる問題だと考えられます。 本研究では、性格特性に焦点を当てましたが、他の要因の影響も無視できません。
例えば、家庭環境や学校生活、社会的な関係性なども、ネット依存に関連している可能性があります。
また、インターネットの利用目的や、利用するサービスの種類なども、依存の度合いに影響を与えるかもしれません。
このように、ネット依存の全体像を理解するには、性格特性以外の要因も含めた包括的な研究が必要不可欠です。
多角的な視点から、ネット依存の原因や背景を探ることが求められます。
そのためには、心理学だけでなく、社会学や教育学など、様々な分野の知見を結集させることが大切でしょう。
性格特性は、ネット依存を理解する上で重要な要素ですが、それだけでは不十分だと言えます。
ネット依存の包括的な理解に向けて、さらなる研究の蓄積が望まれます。
最後に
以上、ネット依存と性格特性の関連を調べたメタ分析研究について解説しました。
これらの知見は、予防と治療に役立つ可能性があります。
ただし、本研究にはいくつかの限界もあります。
分析対象となった研究の数が少なかったことや、自己報告式の測定の問題点などです。
また、性格特性とネット依存の因果関係は明らかになっていません。
今後は、より多くの研究を積み重ね、ネット依存の全体像を明らかにしていく必要があります。
皆さんには、自分の性格特性を知ることで、このリスクを意識してもらいたいと思います。
そして、インターネットとの付き合い方を見直し、適度な利用を心がけることが大切です。
ネット依存は、誰にでも起こり得る問題です。
周囲の人の変化にも気を配り、必要な時には助けを求めることも忘れないでください。
※この記事は以下の本に掲載された論文を参考に執筆しています。
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ライター 兼 編集長:トキワエイスケ @etokiwa999
株式会社SUNBLAZE代表。子どもの頃、貧困・虐待家庭やいじめ、不登校、中退など社会問題当事者だったため、社会問題を10年間研究し自由国民社より「悪者図鑑」出版。その後も社会問題や悪者が生まれる決定要因(仕事・教育・健康・性格・遺伝・地域など)を在野で研究しており、社会問題の発生予測を目指している。凸凸凸凹(WAIS-Ⅳ)。