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買い物後の後悔を感じやすい性格は?最新の心理学研究

    衝動買い、買い物後の後悔

    買い物後の後悔、つい「なんで買ったんだろう」と思ったことはありませんか。
    セールでつい服を買ったり、外食で使いすぎたり。
    そのときは楽しいのに、あとからモヤモヤするのはよくあることです。

    実は、同じ買い物でも後悔するかどうかは性格で変わる可能性があるのです。

    このテーマを調べたのが「The Role of Personality and Late-Life Categorical Spending Regret」です。
    RAND Corporationのデータを使い、アメリカの成人1,886人を分析しました。
    研究は学術誌「Psychological Studies」に2025年に掲載されています。

    この記事では、どんな買い物が後悔されやすいのか、そして性格との関係を分かりやすく解説します。

    今回も、性格研究者で悪者図鑑著者のトキワ(@etokiwa999)が解説していきます。
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    目次

    買い物後の後悔はなぜ起きるのか、人生を振り返ったときに見える本当の理由

    支出には満足と後悔の両方がある

    買い物は満足と後悔の両方を生みます。
    まず、多くの人は買った直後に満足します。
    しかし、時間が経つと考えが変わることがあります。
    たとえば、もしあなたが高い服を買ったらどうでしょう。
    その日は気分が上がるはずです。
    ところが、数か月後に着なくなることもあります。
    すると「本当に必要だったか」と感じます。

    • 満足はすぐ感じやすい
    • 後悔は時間がたって強くなる
    • 同じ買い物でも評価が変わる

    一方で、すべてが後悔になるわけではありません。
    体験や思い出は長く残ることもあります。
    つまり、支出は良い面と悪い面を持っています。
    この二面性が後悔の出発点です。

    まとめとして、買い物はその場の満足だけでなく、時間の経過で評価が変わる行動です。後悔はその変化から生まれやすいです。

    他に使えたお金という考えが後悔を生む

    後悔の大きな原因は「他の使い道」です。
    これは機会費用という考え方です。
    簡単に言うと、別の選択を失うことです。

    たとえば、もしあなたが5万円を使うならどうでしょう。
    旅行に行くこともできます。
    しかし、そのお金で服を買うと旅行はできません。
    この「選ばなかった未来」が後悔を生みます。

    • 何かを買うと別の選択は消える
    • 比較が後悔を強める
    • 選択肢が多いほど迷いやすい

    さらに、人は後から理想と比べます。
    そのため、実際より悪く感じることがあります。
    この心の動きが後悔を強くします。

    まとめとして、買い物の後悔は金額だけでなく、選ばなかった未来との比較から生まれます。この視点が重要です。

    後悔はその場ではなく後から強くなる

    後悔は時間とともに強くなります。
    買った直後は気分が高い状態です。
    そのため、後悔はあまり感じません。

    しかし、数週間や数年後は違います。
    もしあなたが昔の出費を思い出したらどうでしょう。
    今の価値観で判断してしまいます。
    すると「無駄だったかも」と感じます。

    • 時間がたつと冷静に考える
    • 思い出が変化する
    • 今の基準で過去を評価する

    さらに、使わなくなった物は後悔しやすいです。
    一方で体験は思い出として残ります。
    この違いも重要です。

    まとめとして、後悔はその瞬間ではなく、時間がたった後に強くなる傾向があります。振り返りの影響が大きいです。

    人生を振り返ったときの後悔が重要

    研究では長期的な後悔が重視されました。
    対象は50歳以上の1,886人です。
    平均年齢は約62.9歳でした。

    もしあなたが60歳になったと想像してください。
    若い頃の出費を思い出します。
    そのとき「減らせた」と感じる支出があります。
    これが人生レベルの後悔です。

    • 短期ではなく長期の視点
    • 人生全体を振り返る
    • 若い頃の判断が影響する

    さらに、53.71%は後悔なしでした。
    一方で複数の後悔を持つ人もいました。
    つまり、個人差が大きいです。

    まとめとして、買い物後の後悔は一時的な感情ではなく、人生を通して振り返ったときに現れる重要な感覚です。

    性格によって後悔の感じ方が変わる

    後悔は性格によって変わります。
    性格とは人の考え方や行動の傾向です。

    もしあなたが新しい体験が好きならどうでしょう。
    食事や旅行を楽しめるはずです。
    その結果、後悔は少なくなります。

    一方で、計画を大切にする人もいます。
    その場合、無駄な出費に敏感になります。

    • 性格で価値の感じ方が違う
    • 同じ支出でも評価が変わる
    • 後悔の対象も変わる

    研究では5つの性格が使われました。
    それぞれで後悔の傾向が違いました。

    まとめとして、買い物後の後悔は単なる金額の問題ではなく、性格によって大きく変わる心理現象です。

    買い物後の後悔はどの支出で多いのか、データで見える意外なランキング

    最も後悔が多いのはレジャーや外食

    最も後悔が多いのはレジャーで31.81%でした。
    まず、この結果は多くの人にとって意外です。
    楽しい支出ほど後悔しにくいと思われがちです。
    しかし、実際には逆の傾向も見られます。

    もしあなたが友達と外食をしたとします。
    その場ではとても楽しい時間です。
    ただし、後から金額を思い出すことがあります。
    すると「少し使いすぎた」と感じます。

    • レジャーや外食はその場の満足が高い
    • しかし後から金額が気になる
    • 思い出より出費が残る場合もある

    さらに、回数が多いことも影響します。
    少額でも積み重なると大きな金額になります。
    そのため後悔につながりやすいです。

    まとめとして、レジャーや外食は楽しい支出ですが、回数や合計金額の影響で後悔しやすい特徴があります。

    食費や衣類も後悔しやすい

    食費は24.18%、衣類は18.88%が後悔しています。
    次に多いのが日常的な支出です。
    食費や服は頻繁に使うお金です。

    もしあなたがコンビニで買い物を続けたらどうでしょう。
    1回は小さな出費でも積み重なります。
    1か月後に合計を見ると驚くことがあります。

    • 日常的で回数が多い
    • 無意識に使いやすい
    • 合計金額が見えにくい

    また、衣類も似た特徴があります。
    流行や気分で買うことが多いです。
    しかし着なくなると価値が下がります。

    このように、身近な支出ほど後悔しやすいです。

    まとめとして、食費や衣類は日常的に使うため積み重なりやすく、気づいたときに後悔が生まれやすい支出です。

    車や家電なども一定数が後悔

    車は15.27%、家電や家具は11.51%が後悔しています。
    一方で高額な買い物も無関係ではありません。
    むしろ金額が大きいほど影響が強くなります。

    もしあなたが新しい車を買ったとします。
    最初はとても満足するはずです。
    しかし、時間がたつと価値は下がります。
    さらに維持費もかかります。

    • 購入後に価値が下がる
    • 維持費や修理費がかかる
    • 長期間使うため判断が難しい

    家電や家具も同じです。
    新しいときは便利ですが、古くなります。
    そのため後悔につながることがあります。

    まとめとして、車や家電は高額で価値が下がりやすく、長期的に見たときに後悔が生まれやすい支出です。

    住宅や子ども関連費は後悔が少ない

    住宅は10.18%、子ども関連費は4.56%と低いです。
    一方で後悔が少ない支出もあります。
    特に子ども関連費は最も低い結果でした。

    もしあなたが子どもの教育にお金を使ったらどうでしょう。
    将来のためと考える人が多いです。
    そのため後悔しにくくなります。

    • 目的がはっきりしている
    • 必要性が高い
    • 意味のある支出と感じやすい

    住宅も同様です。
    生活に必要な基盤だからです。
    そのため後悔は比較的少ないです。

    まとめとして、住宅や子ども関連費は目的や必要性が明確なため、他の支出と比べて後悔が少ない傾向があります。

    半数以上は後悔なしだが複数後悔も多い

    53.71%の人は後悔がないと答えました。
    しかし、残りの人は何かしら後悔しています。
    ここが重要なポイントです。

    もしあなたが人生を振り返ったらどうでしょう。
    1つだけではなく複数の後悔があるかもしれません。
    実際に2つ以上の後悔を持つ人も多いです。

    • 後悔なしが約半数
    • 1つ以上の後悔も約半数
    • 複数の後悔が重なるケースもある

    たとえば、2つ後悔は12.73%でした。
    3つ後悔も9.92%います。
    つまり、後悔は広がる性質があります。

    まとめとして、後悔がない人も多いですが、複数の支出で後悔する人も少なくなく、後悔は重なりやすい特徴があります。

    買い物後の後悔と性格の関係とは、同じ出費でも感じ方が変わる理由

    性格に合った使い方だと後悔しにくい

    性格に合う使い方は後悔を減らしやすいです。
    ここでいう性格とは、考え方のくせです。
    何を大事にするかの傾向とも言えます。

    もしあなたが新しい体験を楽しむ人ならどうでしょう。
    少し高い食事でも満足しやすいです。
    そのため、後からも良い思い出になりやすいです。

    • 性格はお金の価値の感じ方に関わる
    • 合う支出は納得しやすい
    • 納得感が後悔を弱める

    たとえば、運動好きな人の道具代です。
    外から見れば高く見えるかもしれません。
    ですが本人には意味がある支出です。
    この差が後悔の少なさにつながります。

    まとめとして、買い物後の後悔は金額だけでは決まりません。自分の性格に合った使い方ほど、後から納得しやすいです。

    性格に合わない使い方は後悔につながる

    性格に合わない支出は後悔しやすいです。
    たとえば、周りに合わせた買い物です。
    その場では断りにくいことがあります。
    しかし、後から「必要なかった」と感じます。

    もしあなたが静かな時間を大切にする人ならどうでしょう。
    にぎやかな集まりの出費は重く感じるかもしれません。
    その場は楽しく見えても、心には合わないです。

    • 周囲に流されると後悔しやすい
    • 自分の価値観とずれると納得しにくい
    • 無理な支出は記憶に残りやすい

    さらに、後悔は回数でも強まります。
    小さなずれが何度も重なるからです。
    そのため、性格とのずれは見逃せません。

    まとめとして、自分らしさから外れた支出は、その場ではよく見えても、後から強い後悔につながりやすいです。

    同じ支出でも人によって評価が変わる

    同じ買い物でも評価は人によって違います。
    ここがこの研究の大事な点です。
    同じ物でも、全員が同じ気持ちにはなりません。

    もしあなたと友達が同じ車を買ったらどうでしょう。
    あなたは便利だと思うかもしれません。
    一方で友達は高すぎたと感じるかもしれません。
    物は同じでも意味が違うからです。

    • 支出そのものより感じ方が重要
    • 価値の置き方は人で違う
    • 後悔は主観で変わる

    研究でも、食費や車への後悔は、
    性格によって増えたり減ったりしました。
    つまり、支出の正解は1つではないです。

    まとめとして、買い物後の後悔は物の種類だけでは決まりません。人ごとの感じ方の違いが大きく影響します。

    楽しさを重視するか合理性を重視するかの違い

    後悔の差には、何を大事にするかが関わります。
    楽しさを重視する人もいます。
    一方で、無駄の少なさを重視する人もいます。

    もしあなたが思い出を大切にするならどうでしょう。
    旅行や外食は価値ある支出に見えます。
    しかし、効率を重んじる人には、
    同じ出費が高く感じることがあります。

    • 楽しさを重視すると体験に意味が出る
    • 合理性を重視すると損得が気になる
    • 重視する点で後悔が変わる

    この研究でも、その違いが見えました。
    たとえば、車や家電のように、
    時間とともに価値が下がる物では、
    合理性を重視する人ほど気にしやすいです。

    まとめとして、支出の後悔は楽しさ重視か合理性重視かでも変わります。大切にする基準が人それぞれ違うからです。

    性格はお金の価値の感じ方に影響する

    性格はお金そのものの見え方を変えます。
    同じ1万円でも、感じる重さは同じではないです。
    これが研究の中心にある考え方です。

    もしあなたが人とのつながりを大事にするならどうでしょう。
    誰かとの食事にお金を使う意味は大きいです。
    反対に、将来への備えを大切にする人は、
    同じ1万円をもっと重く見るかもしれません。

    • お金は数字だけではない
    • 意味づけが満足や後悔を左右する
    • 性格がその意味づけに関わる

    そのため、後悔を減らすには、
    節約だけを考えればよいわけではありません。
    自分に合う使い方を知ることも大切です。

    まとめとして、性格はお金の意味の感じ方に影響します。だからこそ、買い物後の後悔の出方にも差が生まれます。

    買い物後の後悔を左右する性格タイプ、研究で見えた違い

    開放性が高い人は食費を後悔しにくい

    開放性が高い人は食費を後悔しにくい傾向でした。
    開放性とは、新しい体験を楽しむ性質です。
    知らないものへの興味が強い人です。

    もしあなたが初めての料理店に行くならどうでしょう。
    見たことのない料理を楽しめるはずです。
    その場合、食費は単なる出費ではなく、
    新しい体験として記憶に残ります。

    • 開放性は新しさを楽しむ性質
    • 食事を体験として受け取りやすい
    • そのため後悔が減りやすい

    研究では、食費への後悔だけに、
    弱いながらも下がる傾向が見られました。
    つまり、食事を広い経験として見られる人ほど、
    「無駄だった」と感じにくいのかもしれません。

    まとめとして、開放性が高い人は食費を体験として受け止めやすく、買い物後の後悔が少なくなる傾向があります。

    誠実性が高い人は車や家電を後悔しやすい

    誠実性が高い人は車や家電を後悔しやすいです。
    誠実性とは、計画的でまじめな性質です。
    先のことを考えて動く力とも言えます。

    もしあなたが長く使えるかを重視する人ならどうでしょう。
    買った後に価値が下がる物には敏感です。
    車や家電は便利ですが、
    時間とともに値打ちが下がりやすいです。

    • 誠実性は計画性に関わる
    • 価値の下がり方を気にしやすい
    • 高額な物ほど後から見直しやすい

    研究では、家電や家具で後悔が増え、
    車ではさらに強い関連が見られました。
    車への後悔は特に目立っていました。

    まとめとして、誠実性が高い人は先を見て考えるため、価値が下がりやすい車や家電に後悔しやすいようです。

    外向性が高い人は食事や人への支出を後悔しにくい

    外向性が高い人は一部の支出を後悔しにくいです。
    外向性とは、人との関わりを楽しむ性質です。
    活動的で前向きな傾向も含みます。

    もしあなたが人と会うのが好きならどうでしょう。
    食事や移動の支出にも意味が出ます。
    さらに、誰かを助けるためのお金も、
    良い行動として記憶に残りやすいです。

    • 外向性は人との関わりに関わる
    • 食事を交流の時間として見やすい
    • 人への支出も前向きに受け取りやすい

    研究では、食費と車、
    さらに人への金銭的援助で、
    後悔が少ない傾向が見られました。
    特に援助では関係がはっきりしていました。

    まとめとして、外向性が高い人は人との関わりを価値あるものと感じやすく、食事や援助の後悔が少ない傾向です。

    協調性が高い人は人付き合いの支出を後悔しやすい

    協調性が高い人は対人関係の支出を後悔しやすいです。
    協調性とは、やさしく人に合わせやすい性質です。
    相手を大切にする力とも言えます。

    もしあなたが頼まれると断れないならどうでしょう。
    食事や遊び、援助にお金を使いやすいです。
    その場では相手のためになります。
    しかし、後から負担を感じることもあります。

    • 協調性は人に合わせやすい性質
    • 人付き合いの出費が増えやすい
    • 後から使いすぎと感じることがある

    研究では、食費、衣類、レジャー、
    そして人への援助で後悔が増えました。
    特にレジャーと援助で目立っていました。

    まとめとして、協調性が高い人は人のために動ける反面、付き合いの支出が増えやすく、後悔につながることがあります。

    情動性は後悔との明確な関係が見られなかった

    情動性は明確な関連が見られませんでした。
    情動性とは、不安や心配の出やすさです。
    気持ちがゆれやすい傾向とも言えます。

    多くの人は、不安が強い人ほど、
    何でも後悔しやすいと思うかもしれません。
    しかし、この研究ではそう言い切れませんでした。
    支出の種類ごとに見ても、
    はっきりした差は出なかったです。

    • 情動性は不安の出やすさ
    • 直感では後悔と関係しそうに見える
    • ただし今回は明確な差がなかった

    これは大事な結果です。
    心配しやすさと支出の後悔は、
    同じようで少し違うのかもしれません。
    感じやすさだけでは説明できないのです。

    まとめとして、情動性は買い物後の後悔と強く結びつきませんでした。後悔は不安だけでは説明しきれないようです。

    最後に

    買い物後の後悔は、単に「お金を使いすぎたかどうか」だけでは決まりません。今回の研究では、同じ支出でも性格によって後悔のしやすさが変わることが分かりました。

    たとえば、体験を楽しむ人は食費を後悔しにくく、計画を大切にする人は車や家電を見直しやすい傾向があります。

    また、人付き合いを大事にする人ほど、そのための出費で後悔しやすいことも示されました。つまり大切なのは、他人の基準ではなく「自分に合ったお金の使い方」を知ることです。

    これからの買い物では、何に価値を感じるかを意識することで、後悔を減らしやすくなります。

    常盤瑛祐、トキワエイスケ、ときわえいすけ、Tokiwa Eisuke

    ライター 兼 編集長:トキワエイスケ @etokiwa999
    株式会社SUNBLAZE代表。子どもの頃、貧困・虐待家庭やいじめ、不登校、中退など社会問題当事者だったため、社会問題を10年間研究し自由国民社より「悪者図鑑」出版。その後も社会問題や悪者が生まれる決定要因(仕事・教育・健康・性格・遺伝・地域など)を在野で研究し、論文4本執筆(うち2本ジャーナル掲載)。社会問題の発生予測を目指している。凸凸凸凹(WAIS-Ⅳ)。