自己効力感の遺伝的影響が明らかに!
みなさんは、自分には何ができるのか、どのくらいの能力があるのかを考えたことはありますか?そんな自分の能力に対する信念を「自己効力感」と言います。
実は最近、自己効力感には遺伝が大きく関わっていることが分かってきたんです。
ノルウェーの研究チームが行った「Self-Efficacy Is Mainly Genetic, Not Learned」という双子研究で、自己効力感の遺伝率がとても高いことが報告されました。
つまり、自己効力感の高さは、両親から受け継いだ遺伝子に大きく左右されるということなのです。
この発見は、自己効力感に関する従来の理論に疑問を投げかけるものであり、教育や心理学の分野に大きなインパクトを与えています。
それでは詳細に見ていきましょう!
今回も、性格研究者で悪者図鑑著者のトキワ(@etokiwa999)が解説していきます。
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目次
自己効力感とは?
自己効力感の定義
ある状況において必要な行動を自分がどの程度うまく行うことができるかという予期的信念のことです。
心理学者のアルバート・バンデューラによって提唱された概念で、人間の行動や選択に大きな影響を与えると考えられています。
自己効力感は特定の領域や課題に対するものから、より一般的なものまで幅広く存在します。
自分にはその課題を遂行する能力があると信じることで、自己効力感が高まるのです。
一方、自分にはその課題は無理だと思い込むと、自己効力感は低下してしまいます。
自己効力感が高い人の特徴
自己効力感が高い人は、困難な状況でも粘り強く取り組み、高い目標に挑戦する傾向があります。
以下のような特徴が見られます。
- 失敗を恐れずに新しいことにチャレンジする
- ストレス耐性が高く、ストレスフルな状況でも上手く対処できる
- 困難な課題に直面しても、諦めずに粘り強く取り組む
- 自分の能力を信じているため、自信を持って行動できる
このように、自己効力感の高さは、人生のさまざまな場面で適応的に機能します。
高い自己効力感を持つことで、人はより充実した人生を送ることができるのです。
自己効力感が低い人の特徴
反対に、自己効力感が低い人は、困難な状況を避ける傾向があり、簡単に諦めてしまいがちです。
以下のような特徴が見られます。
- 失敗を恐れるあまり、新しいことにチャレンジしない
- ストレス耐性が低く、ストレスフルな状況で上手く対処できない
- 困難な課題に直面すると、すぐに諦めてしまう
- 自分の能力を信じていないため、自信を持って行動できない
このように、自己効力感の低さは、人生のさまざまな場面で不適応的に機能します。
自己効力感が低いと、自分の可能性を十分に発揮することができないのです。
適切な自己効力感を持つことが、充実した人生を送るために重要だと言えるでしょう。
自己効力感が重要な理由
自己効力感が重要視される理由は、それが人間の行動や選択に大きな影響を与えるからです。
具体的には以下のような影響があります。
- 自己効力感が高いほど、困難な課題にも積極的に取り組む
- 自己効力感が高いほど、ストレスに強くなる
- 自己効力感が高いほど、健康的な生活習慣を維持しやすい
- 自己効力感が高いほど、目標の達成率が上がる
また、自己効力感は学業成績や職業パフォーマンスとも関連することが知られています。
このように、自己効力感は人生のさまざまな側面に影響を及ぼす重要な概念なのです。
自己効力感を高めることは、より良い人生を送るために欠かせない要素だと言えるでしょう。
自己効力感の遺伝的影響を調べた双子研究
双子研究とは
双子研究とは、一卵性双生児と二卵性双生児を比較することで、ある形質に対する遺伝と環境の影響力を調べる研究手法です。
一卵性双生児は遺伝子が100%同じですが、二卵性双生児は遺伝子の約50%を共有しています。
この遺伝的な差異を利用して、遺伝と環境の影響力を分離して評価するのが双子研究です。
双子研究では、以下の3つの仮定に基づいて分析が行われます。
- 一卵性双生児と二卵性双生児の環境要因の差はない
- 遺伝と環境の影響は独立である
- 集団内の個人差は遺伝と環境の影響によって説明できる
これらの仮定に基づき、双子間の類似度を比較することで、遺伝と環境の影響力を推定するのです。
双子研究は、心理学や医学、行動遺伝学などの分野で広く用いられている研究手法です。
自己効力感の遺伝:研究の対象と方法
本研究では、ノルウェーの1988年から1994年生まれの双子1,394組とその両親を対象に、質問紙調査を行いました。
対象者の内訳は以下の通りです。
- 一卵性男子双生児:430組
- 一卵性女子双生児:579組
- 二卵性男子双生児:385組
- 二卵性女子双生児:460組
- 異性双生児:783組
自己効力感は、母親、父親、双子本人の3者による評定を用いて測定されました。
具体的には、学業、社会性、自己制御の3つの領域から選ばれた12項目について、5件法で回答を求めました。
得られたデータは、双子間の類似度を比較する共通因子モデルを用いて分析されました。
この分析により、自己効力感の個人差に対する遺伝と環境の影響力が推定されたのです。
本研究の大きな特徴は、複数の評定者を用いて自己効力感を多面的に測定した点にあります。
自己効力感の遺伝率
双子データの分析の結果、自己効力感の個人差の75%は遺伝的要因によって説明されることが明らかになりました。
残りの25%は非共有環境要因によるものでした。
ここでの非共有環境要因とは、家族内でも個人ごとに異なる環境要因のことを指します。
一方、家族内で共通の環境要因である共有環境要因の影響は、ほとんど見られませんでした。
また、男女差も有意ではありませんでした。
これらの結果から、自己効力感の個人差には遺伝的要因が大きく関与していることが示唆されました。
先行研究と比べても、本研究で得られた遺伝率は非常に高い値だと言えます。
このことから、自己効力感の形成には、環境要因よりも遺伝的要因の方が重要な役割を果たしていると考えられます。
自己効力感の遺伝:共有環境と非共有環境
本研究では、自己効力感の個人差に対する共有環境の影響はほとんど見られませんでした。
共有環境とは、家族内で共通の環境要因のことを指します。
例えば、両親の養育態度や社会経済的地位、家庭の雰囲気などが該当します。
本研究の結果は、これらの共有環境要因が自己効力感の個人差にはあまり関与していないことを示唆しています。
一方、非共有環境要因の影響は25%と、ある程度の割合を占めていました。
非共有環境とは、家族内でも個人ごとに異なる環境要因のことを指します。
例えば、友人関係や学校での経験、病気やケガなどが該当します。
これらの非共有環境要因が、自己効力感の個人差の一部を説明していると考えられます。
ただし、非共有環境要因の中には、測定誤差なども含まれている可能性があります。
自己効力感の遺伝:性差について
本研究では、自己効力感の遺伝と環境の影響力に男女差は見られませんでした。
男子双生児と女子双生児で、自己効力感の遺伝率や共有環境・非共有環境の影響力に大きな違いはなかったのです。
これは、自己効力感の形成メカニズムに性差がないことを示唆しています。
ただし、自己効力感の平均値自体には性差が見られることが知られています。
一般的に、男性の方が女性よりも自己効力感が高い傾向があるのです。
しかし、本研究の結果から、そうした性差は遺伝と環境の影響力の違いによるものではないと考えられます。
性差が生じる原因については、さらなる研究が必要だと言えるでしょう。
本研究では、自己効力感の遺伝と環境の影響力に男女差がないことが明らかになりました。
複数の評定者を用いた分析結果
自己効力感の遺伝:母親評定での遺伝率
母親評定の自己効力感では、遺伝率が57%と推定されました。
この遺伝的影響は、すべて3者に共通の因子から説明されていました。
つまり、母親評定に特有の遺伝的影響は見られなかったのです。
また、母親評定では14%の共有環境の影響が見られました。
これは、3者の中で唯一有意な共有環境の影響が見られた評定法だった点で特徴的です。
しかし、その影響力は遺伝的要因に比べるとかなり小さいものでした。
一方、母親評定の非共有環境の影響は29%で、そのうちの38%は母親特有の影響でした。
残りの62%は3者に共通の非共有環境要因から説明されていました。
母親評定は、3者の中で最も遺伝率が低く、共有環境の影響が見られた点が特徴的だと言えます。
自己効力感の遺伝:父親評定での遺伝率
父親評定の自己効力感では、遺伝率が72%と推定されました。
これは3者の中で最も高い遺伝率でした。
また、その遺伝的影響の約半分は父親特有のものだったのです。
つまり、父親評定には、3者に共通の遺伝的影響だけでなく、父親特有の遺伝的影響もあったと言えます。
一方、父親評定では共有環境の影響は見られませんでした。
非共有環境の影響は28%で、そのうちの60%は父親特有の影響でした。
残りの40%は3者に共通の非共有環境要因から説明されていました。
父親評定は、3者の中で最も遺伝率が高く、父親特有の遺伝的影響が見られた点が特徴的だと言えます。
また、父親評定では共有環境の影響がまったく見られなかったのも特筆すべき点です。
父親評定の結果は、自己効力感の個人差に対する遺伝的要因の重要性を強く示唆しています。
双子本人評定での自己効力感の遺伝率
双子本人評定の自己効力感では、遺伝率が47%と推定されました。
これは3者の中で最も低い遺伝率でした。
また、その遺伝的影響の65%は双子本人特有のものだったのです。
つまり、双子本人評定では、3者に共通の遺伝的影響よりも、双子本人特有の遺伝的影響の方が大きかったと言えます。
双子本人評定では共有環境の影響は見られませんでした。
非共有環境の影響は53%と、3者の中で最も大きな割合を占めていました。
そのうちの実に90%は双子本人特有の影響だったのです。
双子本人評定は、3者の中で最も遺伝率が低く、非共有環境の影響が大きかった点が特徴的だと言えます。
特に、双子本人特有の非共有環境要因が大きな割合を占めていたのが印象的です。
双子本人評定の結果は、自己効力感の個人差に対する環境要因の重要性を示唆しています。
自己効力感の遺伝率の評定者間の違いが示唆すること
3者の評定を比較した結果、自己効力感の個人差に対する遺伝と環境の影響力は評定者によって異なることが明らかになりました。
母親評定では遺伝率が57%、父親評定では72%、双子本人評定では47%と推定されたのです。
また、母親評定では共有環境の影響が見られましたが、父親評定と双子本人評定では見られませんでした。
非共有環境の影響は、母親評定で29%、父親評定で28%、双子本人評定で53%でした。
これらの結果は、自己効力感の個人差には複数の要因が関与しており、それらの影響力は評定者によって異なることを示唆しています。
特に、双子本人評定では遺伝的影響が相対的に小さく、非共有環境の影響が大きかったことが注目されます。
このことから、自己効力感の形成には、本人が主観的に認識している環境要因が重要な役割を果たしている可能性が考えられます。
評定者間の違いが生じた原因については、さらなる研究が必要ですが、複数の評定者を用いることの重要性は明らかだと言えるでしょう。
自己効力感における遺伝と環境の役割
社会的学習理論との比較
本研究の結果は、自己効力感が環境との相互作用を通じて学習されるとする社会的学習理論の想定とは異なるものでした。
社会的学習理論では、自己効力感は主に以下の4つの情報源から学習されると考えられています。
- 遂行行動の達成
- 代理的経験
- 言語的説得
- 生理的・感情的状態
しかし、本研究の結果は、自己効力感の個人差の75%が遺伝的要因によって説明されることを示しました。
環境要因、特に共有環境の影響はほとんど見られなかったのです。
これは、自己効力感が環境との相互作用を通じて学習されるという社会的学習理論の想定とは矛盾する結果だと言えます。
本研究の結果は、自己効力感の形成には、学習よりも遺伝的要因が重要な役割を果たしていることを示唆しています。
ただし、本研究は青年期の自己効力感を対象としたものであり、生涯発達的な観点からの検討は行われていません。
自己効力感の形成メカニズムを明らかにするためには、さらなる研究の蓄積が必要不可欠です。
自己効力感の遺伝的要因の重要性
本研究の結果は、自己効力感の個人差に対する遺伝的要因の重要性を明確に示すものでした。
自己効力感の個人差の75%が遺伝的要因によって説明されたのです。
この結果は、先行研究と比べても非常に高い遺伝率だと言えます。
例えば、Greven et al.(2009)の研究では、学業的自己効力感の遺伝率は約50%と報告されています。
また、Bullers & Prescott(2001)の研究では、「知覚された統制感」の遺伝率は約16%でした。
本研究の遺伝率は、これらの先行研究を大きく上回るものだったのです。
このことから、自己効力感の形成には、環境要因よりも遺伝的要因の方が重要な役割を果たしていると考えられます。
ただし、本研究で得られた高い遺伝率は、複数の評定者を用いたことによる影響も考えられます。
単一の評定者のデータに基づく先行研究よりも、信頼性の高い遺伝率が推定された可能性があるのです。
いずれにしても、本研究の結果は、自己効力感の個人差に対する遺伝的要因の重要性を示す強力な証拠だと言えるでしょう。
環境要因の影響の小ささ
本研究の結果は、自己効力感の個人差に対する環境要因、特に共有環境の影響が小さいことを示すものでした。
共有環境の影響は、母親評定で14%と推定されましたが、他の評定者では有意ではありませんでした。
また、3者に共通の共有環境の影響は、まったく見られなかったのです。
一方、非共有環境の影響は25%と推定されました。
この結果は、自己効力感の個人差に対する環境要因の影響が、共有環境よりも非共有環境の方が大きいことを示唆しています。
ただし、非共有環境の影響の中には、測定誤差なども含まれている可能性があります。
純粋な環境要因の影響は、25%よりも小さい可能性があるのです。
本研究の結果は、自己効力感の個人差に対する環境要因、特に共有環境の影響の小ささを示すものでした。
この結果は、自己効力感が環境との相互作用を通じて学習されるとする社会的学習理論の想定とは異なるものです。
自己効力感の形成メカニズムを明らかにするためには、さらなる研究の蓄積が必要不可欠だと言えるでしょう。
自己効力感の遺伝の研究意義・限界
複数の評定者を用いることの重要性
本研究は、自己効力感を多面的に測定するために、母親、父親、双子本人の3者による評定を用いました。
その結果、評定者によって自己効力感の個人差に対する遺伝と環境の影響力が異なることが明らかになりました。
例えば、母親評定では遺伝率が57%だったのに対し、父親評定では72%、双子本人評定では47%だったのです。
このことから、自己効力感のような心理的特性を評価する際には、複数の評定者を用いることが重要だと言えます。
単一の評定者のデータに基づく研究では、評定者特有のバイアスが結果に影響を与える可能性があるためです。
複数の評定者を用いることで、より信頼性の高い結果が得られると考えられます。
本研究の結果は、心理的特性の評価における複数の評定者を用いることの重要性を示すものでした。
今後の研究では、複数の評定者を用いることが標準的な方法になることが期待されます。
双子研究の限界点
双子研究は、遺伝と環境の影響力を分離して評価するための強力な研究手法ですが、いくつかの限界点も指摘されています。
まず、双子研究では遺伝的影響を過大評価し、共有環境の影響を過小評価する可能性があります。
これは、家族レベルで測定された変数が双子間で等しいと仮定されるためです。
そのため、遺伝と環境の影響力を適切に分離できない可能性があるのです。
また、双子研究の結果を一般化する際には注意が必要です。
双子は特殊な集団であり、一般集団とは異なる特徴を持っている可能性があるためです。
さらに、双子研究では遺伝と環境の交互作用を評価することが難しいという指摘もあります。
遺伝と環境は独立ではなく、相互に影響を及ぼし合っている可能性があるためです。
これらの限界点を踏まえつつ、双子研究の結果を解釈することが重要だと言えるでしょう。
双子研究は強力な研究手法ですが、万能ではありません。
他の研究手法と組み合わせることで、より確かな知見が得られると考えられます。
対象者のバイアスの可能性
本研究の対象者は、ノルウェーの一般集団から募集された双子とその両親でした。
しかし、対象者の選択にバイアスがあった可能性は否定できません。
例えば、本研究の参加率は約25%で、利用可能な双子ペアの約半数でした。
このことから、参加者と非参加者の間に何らかの差異があった可能性が考えられます。
実際、参加家族の社会経済的地位は、一般集団に比べて高い傾向があったことが報告されています。
社会経済的地位によって遺伝率が異なることが知られているため、このバイアスが結果に影響を与えた可能性があるのです。
また、本研究の対象者は青年期の双子に限定されていました。
そのため、生涯発達的な観点からの検討は行われていません。
自己効力感の形成メカニズムは、発達段階によって異なる可能性があります。
これらの点を踏まえると、本研究の結果を一般化する際には注意が必要だと言えるでしょう。
対象者のバイアスが結果に影響を与えた可能性は否定できません。
より確かな知見を得るためには、さまざまな集団を対象とした研究の蓄積が求められます。
自己効力感の遺伝の今後の研究課題
本研究の結果は、自己効力感の個人差に対する遺伝的要因の重要性を示すものでした。
しかし、自己効力感の形成メカニズムを明らかにするためには、さらなる研究が必要です。
まず、本研究では青年期の自己効力感を対象としていました。
しかし、自己効力感は生涯を通じて変化し続ける可能性があります。
そのため、生涯発達的な観点からの検討が求められます。
また、本研究では遺伝と環境の交互作用を評価することができませんでした。
しかし、遺伝と環境は相互に影響を及ぼし合っている可能性があります。
この点を明らかにするためには、より精緻な研究デザインが必要不可欠です。
さらに、本研究では自己効力感の個人差に着目していました。
しかし、自己効力感の絶対的な水準も重要な意味を持つと考えられます。
自己効力感の高さと適応との関連を明らかにするためには、絶対的な水準に着目した研究が求められます。
本研究の結果は、自己効力感研究に新たな知見をもたらすものでした。
しかし、自己効力感の形成メカニズムを明らかにするためには、さらなる研究の蓄積が必要不可欠です。
今後の研究の発展が期待されます。
自己効力感の遺伝が大きく個人差に関与
本研究は、青年期の自己効力感の個人差に対する遺伝と環境の影響力を検討した双子研究です。
母親、父親、双子本人の3者による評定を用いて、自己効力感を多面的に測定しました。
その結果、自己効力感の個人差の75%が遺伝的要因によって説明されることが明らかになりました。
一方、共有環境の影響はほとんど見られず、非共有環境の影響は25%でした。
また、評定者によって遺伝と環境の影響力が異なることも示されました。
これらの結果は、自己効力感の個人差に対する遺伝的要因の重要性を示すものでした。
そして、自己効力感が環境との相互作用を通じて学習されるとする社会的学習理論の想定とは異なるものだったのです。
本研究の結果は、自己効力感研究に新たな知見をもたらすものだと言えるでしょう。
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ライター 兼 編集長:トキワエイスケ @etokiwa999
株式会社SUNBLAZE代表。子どもの頃、貧困・虐待家庭やいじめ、不登校、中退など社会問題当事者だったため、社会問題を10年間研究し自由国民社より「悪者図鑑」出版。その後も社会問題や悪者が生まれる決定要因(仕事・教育・健康・性格・遺伝・地域など)を在野で研究しており、社会問題の発生予測を目指している。凸凸凸凹(WAIS-Ⅳ)。