コンテンツへスキップ
ホーム » 性格診断ラボ » 認知症になりやすい性格は?認知機能の最新の研究紹介

認知症になりやすい性格は?認知機能の最新の研究紹介

    認知症

    認知症って、自分にはまだ関係ないと思っていませんか?
    たとえば、物忘れが増えた祖父母を見て、「年のせいかな」と感じたことはないでしょうか。
    日常の中でよくあるこうした場面から、認知症は身近な問題だと気づきます。

    従来は、認知症は「年齢や遺伝が原因」と考えられてきました。
    しかし、最近の研究では、性格も関係する可能性があるとわかってきました。
    つまり、同じ年齢でも、リスクに差が出るかもしれないのです。

    実際に、「Does personality affect the cognitive decline in aging? A systematic review」という論文では、性格と認知機能の関係が詳しく調べられています。
    この研究は、ローマ・サピエンツァ大学(Sapienza University of Rome)とグラナダ大学(University of Granada)の研究者によって行われ、学術誌「Ageing Research Reviews」に2024年に掲載されました。

    今回も、性格研究者で悪者図鑑著者のトキワ(@etokiwa999)が解説していきます。
    HEXACO-JP性格診断を開発しました!MBTIより科学的根拠があります。詳細は以下タップしてください。

    目次

    認知症はなぜ起こる?加齢とともに見えてくる変化

    認知症は高齢になるほど増える病気

    認知症は年齢とともに増える傾向があります。
    まず、世界では高齢化が進んでいます。
    その結果、認知症の人も増えています。

    たとえば、世界では約5500万人です。
    さらに、2030年には6人に1人が高齢者です。

    では、なぜ増えるのでしょうか。
    それは脳の働きが少しずつ変わるためです。

    • 年齢とともに記憶が弱くなる
    • 判断力が落ちることがある
    • 日常生活に影響が出る

    ここで考えてみてください。
    もしあなたが70歳になったらどうでしょう。
    昔より名前が出にくくなるかもしれません。

    ただし、すべての人が認知症になるわけではありません。
    個人差がとても大きいのです。

    つまり、加齢は大きな要因です。
    しかし、それだけでは説明できません。

    最後にまとめます。
    認知症は年齢とともに増えますが、
    全員が発症するわけではありません。
    その違いを考えることが重要です。

    認知症の前段階とされるMCIとは

    認知症の一歩手前にある状態がMCIです。
    これは軽い認知機能の低下を指します。

    まず、日常生活はほぼ自立しています。
    しかし、記憶などに軽い問題があります。

    たとえば次のような状態です。

    • 約束を忘れやすい
    • 同じ話を繰り返す
    • 注意力が落ちる

    ここで想像してください。
    もしあなたがテスト勉強をしても、
    昨日覚えた内容を忘れていたらどうでしょう。

    それが続くと不安になります。
    このような状態がMCIに近いです。

    重要なのはここです。
    MCIは認知症と完全に同じではありません。

    進行する人もいれば、
    元に戻る人もいます。

    まとめます。
    MCIは認知症の前段階です。
    しかし、必ず進行するわけではありません。
    早い段階で気づくことが重要です。

    MCIは進行するだけでなく回復することもある

    MCIは必ず悪化するわけではありません。
    ここがとても大事なポイントです。

    研究では次の結果があります。

    • 約10〜15%が認知症へ進行
    • 約27.57%は正常に戻る

    つまり、結果は分かれます。

    ここで考えてみましょう。
    もしあなたが成績が下がったとします。
    しかし勉強を続ければ戻ることもあります。

    MCIもこれに似ています。

    • 改善する人
    • 変わらない人
    • 悪化する人

    この3つに分かれます。

    したがって、早期対応が重要です。
    生活習慣なども影響する可能性があります。

    まとめます。
    MCIは進むだけではありません。
    回復する可能性もある状態です。
    だからこそ早い対策が重要です。

    認知機能低下はグラデーションで進む

    認知機能の低下は段階的に進みます。
    急に悪くなるわけではありません。

    まず、正常な状態があります。
    次にMCIがあります。
    その後に認知症へ進む場合があります。

    このように連続した変化です。

    • 正常
    • 軽い低下(MCI)
    • 認知症

    ここで想像してください。
    もしスマホの電池が少しずつ減るなら、
    いきなり0にはなりません。

    認知機能も同じです。
    少しずつ変化していきます。

    このため、早期発見が可能です。
    小さな変化に気づくことが重要です。

    まとめます。
    認知機能の低下は段階的です。
    急激ではなく連続的に進みます。
    だからこそ早期対応が鍵になります。

    世界で増え続ける認知症の現状

    認知症は世界的に増え続けています。
    これは非常に重要な社会問題です。

    現在、約5500万人が影響を受けています。
    さらに増加が予測されています。

    なぜ増えるのでしょうか。
    主な理由は高齢化です。

    • 平均寿命が伸びている
    • 高齢者の割合が増えている
    • 医療の進歩で長生きになった

    ここで考えてみてください。
    もし社会全体が高齢者中心になると、
    認知症も増えるのは自然です。

    また、介護や医療の負担も増えます。
    社会全体に影響が出ます。

    まとめます。
    認知症は個人の問題ではありません。
    社会全体で増えている課題です。
    その理解がこれから重要になります。

    認知症と性格の関係とは?研究の全体像

    性格が認知症に影響するという新しい視点

    認知症は性格とも関係する可能性があります。
    これまで年齢や遺伝が重視されてきました。
    しかし、最近は性格にも注目が集まっています。

    性格とは行動や考え方の傾向です。
    たとえば、感情が揺れやすいかなどです。

    では考えてみてください。
    もしあなたがストレスを感じやすいなら、
    毎日疲れやすくなるかもしれません。

    その積み重ねが脳に影響する可能性があります。

    研究では次の点が示されています。

    • 情動性が高いとリスクが上がる傾向
    • 誠実性や開放性は保護的な可能性
    • 個人差の説明に役立つ

    つまり、同じ年齢でも差が出ます。
    性格がその理由の1つかもしれません。

    まとめます。
    認知症は年齢だけでなく性格も関係します。
    新しい視点として注目されています。

    研究で使われる5つの性格特性とは

    性格は5つの特徴で整理されます。
    これが研究でよく使われる考え方です。

    まず5つの特性を紹介します。

    • 情動性:不安やストレスの感じやすさ
    • 外向性:人と関わることの好み
    • 開放性:新しいことへの興味
    • 協調性:人への思いやり
    • 誠実性:まじめさや自己管理

    たとえば、情動性が高い人は、
    ちょっとしたことで不安になります。

    一方、誠実性が高い人は、
    計画的に行動しやすいです。

    ここで想像してください。
    もしあなたがテスト前に計画を立てるなら、
    それは誠実性が高い状態です。

    研究ではこの5つを測ります。
    そして認知症との関係を見ます。

    まとめます。
    性格は5つの特性で考えられます。
    それぞれが認知症に関係する可能性があります。

    性格は直接的に脳に影響する可能性がある

    性格は体の反応を通じて脳に影響します。
    ここが重要なポイントです。

    特に情動性が関係します。
    これはストレスの感じやすさです。

    情動性が高いとどうなるでしょうか。

    • 不安を感じやすい
    • 緊張が続きやすい
    • 心と体が疲れやすい

    こうした状態が長く続くと、
    脳に負担がかかる可能性があります。

    たとえば、ずっと緊張していると、
    集中力が落ちる経験はありませんか。

    それが長期間続くイメージです。

    研究でも情動性が高い人ほど、
    認知症リスクが高い傾向が見られました。

    まとめます。
    性格は直接的に体の反応を変えます。
    その結果として脳にも影響します。

    生活習慣を通じて間接的に影響する場合もある

    性格は生活習慣を通じても影響します。
    これは間接的なルートです。

    まず、性格は行動に表れます。
    その行動が習慣になります。

    たとえば次のような違いです。

    • 誠実性が高い → 健康管理ができる
    • 開放性が高い → 新しいことに挑戦する
    • 外向性が高い → 人と関わる

    これらは脳に良い影響を与えます。

    ここで考えてみてください。
    もし毎日同じことしかしない生活なら、
    脳の刺激は少なくなります。

    逆に新しい経験が多いと、
    脳は活発に働きます。

    このように性格は生活を変えます。
    その結果として認知機能に影響します。

    まとめます。
    性格は行動を変えます。
    その行動が脳に影響します。
    これが間接的な関係です。

    複数の研究をまとめたレビューの特徴

    この研究は25本の研究をまとめています。
    ここが大きな特徴です。

    まず、多くのデータを集めています。

    • 最初は14754件を検索
    • 最終的に25件を採用
    • 合計47163人のデータ

    さらに、50歳以上が対象です。
    より現実に近い結果になります。

    研究の種類もさまざまです。

    • 長期間追う研究
    • 一時点で比較する研究

    ここで想像してください。
    もし1人だけで判断するより、
    4万人以上を見た方が信頼できます。

    このレビューはその規模です。

    ただし、完全に同じ条件ではありません。
    そのため断定はできません。

    まとめます。
    この研究は多くの研究を統合しています。
    信頼性は高いですが限界もあります。

    認知症リスクを高める性格とは

    情動性が高い人はリスクが高い傾向

    情動性が高い人は認知症リスクが高い傾向があります。
    情動性とは不安や緊張の感じやすさです。

    まず研究では次の傾向が見られました。

    • 情動性が高い人は認知症が多い
    • 軽い認知低下とも関連がある
    • 複数の研究で同じ結果が出ている

    特に縦断研究が重要です。
    これは長期間追う研究です。

    ここで考えてみてください。
    もし毎日小さなことでも不安になるなら、
    心の負担は積み重なります。

    それが数年続いたらどうでしょう。
    脳にも影響が出る可能性があります。

    実際に17本の縦断研究の多くで、
    この傾向が確認されています。

    ただし、全員に当てはまるわけではありません。

    まとめます。
    情動性が高い人は注意が必要です。
    認知症リスクとの関連が強く示されています。

    ストレスの感じやすさが影響する可能性

    ストレスの感じやすさが脳に影響する可能性があります。
    これは重要なポイントです。

    情動性が高い人はストレスを感じやすいです。
    その結果、体にも変化が起こります。

    たとえば次のような反応です。

    • 心拍数が上がる
    • 緊張が続く
    • 疲れがたまりやすい

    これが長く続くとどうなるでしょう。
    脳への負担が増える可能性があります。

    ここで想像してください。
    もしテスト前の緊張が毎日続いたら、
    集中力が落ちるかもしれません。

    その状態が長期間続くイメージです。

    研究では、この積み重ねが
    認知機能に影響する可能性が示されています。

    まとめます。
    ストレスの感じやすさは重要です。
    長期的に脳に影響する可能性があります。

    不安や感情の揺れが長期的に影響する

    不安や感情の揺れは長期的に影響する可能性があります。
    これは時間の積み重ねがポイントです。

    情動性が高い人は感情が変わりやすいです。
    小さな出来事でも影響を受けます。

    その結果、次の状態が続きます。

    • 気分が安定しにくい
    • 不安が長く続く
    • 心が休まりにくい

    ここで考えてみてください。
    もし毎日気持ちが不安定なら、
    休む時間が少なくなります。

    脳も同じように休みにくくなります。

    研究では、このような状態が
    認知低下と関連する可能性が示されています。

    特に長期間の研究で確認されています。

    ただし、必ず起こるわけではありません。

    まとめます。
    感情の揺れは長期的に影響します。
    積み重ねが重要な要因になります。

    遺伝要因と組み合わさるとリスクが強まる

    性格と遺伝が組み合わさると影響が強まる可能性があります。
    ここも重要なポイントです。

    研究では特定の遺伝タイプが注目されています。
    これは認知症と関係する遺伝です。

    その中で次の傾向が見られました。

    • 情動性が高い人
    • 特定の遺伝を持つ人

    この2つが重なると、
    リスクが高まる可能性があります。

    ここで想像してください。
    もし体質的に弱い部分があり、
    さらに負担がかかる生活をしたらどうでしょう。

    影響は大きくなりやすいです。

    同じように、性格と遺伝も重なります。

    ただし、これも確定ではありません。

    まとめます。
    性格だけでなく遺伝も関係します。
    組み合わせでリスクが変わる可能性があります。

    研究全体で最も一貫した結果が出ている特徴

    情動性は最も一貫した結果が出ている性格です。
    これはこの研究の大きな結論です。

    25本の研究をまとめた結果、
    情動性だけが安定して関連していました。

    他の性格と比べると違いがあります。

    • 誠実性や開放性はばらつきあり
    • 外向性や協調性は結果が不安定
    • 情動性は多くの研究で一致

    さらに、横断研究でも同様です。
    認知症やMCIの人は情動性が高い傾向です。

    ここで考えてみてください。
    もし複数のテストで同じ結果が出たら、
    その結果は信頼しやすいです。

    この研究でも同じです。

    ただし、因果関係は断定できません。

    まとめます。
    情動性は最も信頼性の高い特徴です。
    認知症との関連が強く示されています。

    認知症を防ぐ可能性がある性格とは

    誠実性が高い人は認知症リスクが低い

    誠実性が高い人は認知症リスクが低い傾向があります。
    誠実性とはまじめさや自己管理の力です。

    研究では次の結果が示されています。

    • 認知症の発症が少ない傾向
    • MCIのリスクも低い
    • 中程度の低下も起こりにくい

    特に複数の研究で確認されています。

    ここで想像してください。
    もし毎日決まった時間に勉強する人と、
    気分で勉強する人がいたらどうでしょう。

    前者のほうが安定しやすいです。

    同じように、生活の安定が
    脳にも良い影響を与える可能性があります。

    ただし、すべての研究で一致ではありません。

    まとめます。
    誠実性は保護的な性格です。
    認知症リスクを下げる可能性があります。

    自己管理や生活習慣が影響している

    誠実性は生活習慣を通じて影響します。
    ここが重要なポイントです。

    誠実性が高い人は行動が安定します。
    その結果、習慣が整いやすいです。

    具体的には次のような違いです。

    • 規則正しい生活を送りやすい
    • 健康管理ができる
    • 継続的な活動ができる

    ここで考えてみてください。
    もし毎日同じ時間に運動する人と、
    まったくしない人では差が出ます。

    この差が長期間続きます。

    研究では、この積み重ねが
    認知機能に影響する可能性が示されています。

    つまり、性格は行動を通じて影響します。

    まとめます。
    誠実性は生活を整える力です。
    その結果として脳を守る可能性があります。

    開放性が高い人は認知機能が保たれやすい

    開放性が高い人は認知機能が保たれやすい傾向があります。
    開放性とは新しいことへの興味です。

    研究では次の傾向が見られました。

    • 認知症のリスクが低い
    • 認知低下が起こりにくい
    • MCIとも関連がある

    また、横断研究でも特徴があります。

    • 認知症の人は開放性が低い
    • MCIでも同様の傾向

    ここで想像してください。
    もし毎日同じことだけする生活なら、
    刺激は少なくなります。

    一方で、新しいことに挑戦する人は、
    脳をよく使う状態になります。

    これが違いを生む可能性があります。

    まとめます。
    開放性は脳の活発さと関係します。
    認知機能を保つ要因の1つと考えられます。

    新しいことに興味を持つことが脳に良い影響

    新しい経験は脳に良い影響を与える可能性があります。
    ここが開放性の重要な点です。

    開放性が高い人は次の行動をとります。

    • 新しい趣味に挑戦する
    • 知識を学び続ける
    • 変化を楽しむ

    これらは脳への刺激になります。

    ここで考えてみてください。
    もし毎日同じ道しか通らない場合と、
    新しい道を探す場合ではどうでしょう。

    後者のほうが考える場面が増えます。

    その積み重ねが脳に影響します。

    研究ではこのような活動が、
    認知機能と関係する可能性が示されています。

    ただし、確定ではありません。

    まとめます。
    新しい経験は脳を活性化します。
    開放性はその行動を生みやすい性格です。

    外向性や協調性は影響がはっきりしない

    外向性や協調性は結果が一貫していません。
    ここは重要な注意点です。

    外向性とは人との関わりの好みです。
    協調性は思いやりの強さです。

    研究では次のような結果です。

    • 外向性は関連ありとなしが混在
    • 協調性は多くで有意差なし
    • 一部では保護的な可能性

    つまり、結論ははっきりしていません。

    ここで想像してください。
    もし人と話すことが多くても、
    必ずしも健康とは限りません。

    状況によって変わります。

    そのため、単純な関係ではありません。

    まとめます。
    外向性と協調性は不明確です。
    影響はある可能性がありますが限定的です。

    認知症が進むと性格も変わるのか

    認知機能の低下とともに性格も変化する

    認知症の進行とともに性格も変わる可能性があります。
    これは重要な発見です。

    研究では次の変化が見られました。

    • 性格が徐々に変わる
    • 認知低下の前から変化が始まる
    • 進行とともに変化が続く

    ここで想像してください。
    もし集中力が落ちてきたら、
    行動や気持ちも変わります。

    それと同じです。

    特に長期間の研究で確認されています。

    つまり、性格は固定ではありません。

    まとめます。
    認知機能の低下は性格にも影響します。
    変化は徐々に起こる可能性があります。

    情動性は上がりやすくなる傾向

    認知機能が低下すると情動性が上がる傾向があります。
    これは複数の研究で確認されています。

    情動性が上がるとはどういうことか。

    • 不安が増える
    • 感情が不安定になる
    • 緊張しやすくなる

    ここで考えてみてください。
    もし物忘れが増えたら、
    不安になることはありませんか。

    その不安が増える状態です。

    研究では、認知低下の進行とともに、
    情動性が上昇する傾向が見られました。

    ただし個人差はあります。

    まとめます。
    認知症が進むと情動性が高まります。
    不安の増加が特徴の1つです。

    開放性は低下する傾向がある

    認知機能の低下とともに開放性は下がる傾向があります。
    これは重要な変化です。

    開放性が低下するとどうなるでしょう。

    • 新しいことに興味が減る
    • 行動が固定される
    • 変化を避けるようになる

    ここで想像してください。
    もし新しいことが難しく感じたら、
    挑戦する回数は減ります。

    その状態が続くイメージです。

    研究でも同様の変化が確認されています。

    特にMCIや認知症の人では、
    開放性が低い傾向があります。

    まとめます。
    認知機能低下は開放性を下げます。
    新しい経験への意欲が減る傾向です。

    誠実性や外向性も少しずつ下がる可能性

    誠実性や外向性も低下する可能性があります。
    これは進行とともに見られる変化です。

    具体的には次のような傾向です。

    • 誠実性が低下する
    • 外向性が減少する
    • 行動が受け身になる

    ここで考えてみてください。
    もし計画を立てるのが難しくなれば、
    行動も変わります。

    また、人と話す機会も減るかもしれません。

    研究では、認知障害の前段階から、
    これらの低下が見られています。

    ただし、全員に起こるわけではありません。

    まとめます。
    誠実性と外向性も変化します。
    徐々に低下する可能性があります。

    性格は原因でもあり結果でもある

    性格は認知症の原因でも結果でもあります。
    ここが最も重要な結論です。

    これまでの内容を整理します。

    • 性格が認知症リスクに影響する
    • 認知症が性格を変える
    • 両方が関係し合っている

    ここで想像してください。
    もし生活習慣が性格を変え、
    その性格がまた生活を変えたらどうでしょう。

    同じように循環が起こります。

    研究でもこの相互関係が示されています。

    つまり、一方向ではありません。

    まとめます。
    性格と認知症は双方向の関係です。
    原因と結果の両方として理解が必要です。

    最後に

    認知症は年齢だけで決まるものではなく、性格とも関係する可能性があることがわかってきました。特に、不安を感じやすい情動性が高い人はリスクが高まりやすく、一方で誠実性や開放性が高い人はリスクが低い傾向が見られます。

    ただし、これは必ずそうなるという話ではなく、あくまで傾向です。さらに重要なのは、認知症が進むと性格も変わる可能性があるという点です。

    つまり、性格と認知症は一方通行ではなく、互いに影響し合う関係にあります。今の自分の性格や生活習慣が、将来の脳の状態につながるかもしれません。だからこそ、若いうちから生活や考え方に目を向けることが大切です。

    常盤瑛祐、トキワエイスケ、ときわえいすけ、Tokiwa Eisuke

    ライター 兼 編集長:トキワエイスケ @etokiwa999
    株式会社SUNBLAZE代表。子どもの頃、貧困・虐待家庭やいじめ、不登校、中退など社会問題当事者だったため、社会問題を10年間研究し自由国民社より「悪者図鑑」出版。その後も社会問題や悪者が生まれる決定要因(仕事・教育・健康・性格・遺伝・地域など)を在野で研究し、論文4本執筆(うち2本ジャーナル掲載)。社会問題の発生予測を目指している。凸凸凸凹(WAIS-Ⅳ)。